「ポータブル電源って日本製はないの?」「中国のメーカーばかりで、安全性が心配」と思って、ランキングを見比べている方も多いはずです。
日本の会社が売っているポータブル電源はあります。ただ「日本の工場で作った」と表示している機種はほとんど見つかりません。
例外に近いのが、長野県伊那市の自社工場で作っていると発表しているロジテック(エレコムグループ)です。
安全性については、製造国より先に見てほしいところがあります。ポータブル電源の本体は、実はPSEマーク(電気用品安全法)の対象外なんです。
だから僕は、第三者認証の「Sマーク」、電池の種類、リコールの有無、保証と日本の窓口、の4つで比べています。
僕は沖縄に住んでいて、家ではJackery・Dabbsson・BLUETTIの3台を使っています(3台とも海外ブランドです)。この記事では、日本のメーカー5社13機種を容量別に並べ、海外ブランドの「どこの国か」と日本の窓口も、すべて2026年10月8日時点の公式の表示からまとめました。
停電への備え全体は内閣府の防災情報のページにまとまっています。避けたいメーカーの特徴は買ってはいけないポータブル電源メーカーの記事で詳しく書いています。
💡 日本製にこだわらないなら、僕が家で毎日つないでいる1台
Jackery ポータブル電源 1000 New
容量1,070Wh/定格出力1,500W/約10.8kg/リン酸鉄リチウムイオン電池(4,000回後も70%)/UPS 20ミリ秒未満/公式サイト購入で3年保証+延長2年無料
公式ストア価格 69,484円(税込)
ポータブル電源に日本製はある?答えは「日本の会社の製品はあるが、日本の工場で作るのは少数」

ここ、ややこしいんです。「日本製」という言葉には、意味が3つ混ざっています。どこで作ったか、日本の会社が企画しているか、日本の会社が売っているか。
ここを分けると、探しているものが見つけやすくなります。
ポータブル電源 日本製|「日本製」は3つに分けて見る
各社の公式サイトの表示を、3つの段階に分けました。いちばん上の「日本の工場で作っている」に入るのは、今回見た中ではロジテックだけです。
| 段階 | 意味 | 該当する例 |
|---|---|---|
| 日本の工場で作る | 国内の自社工場で製造工程を行う | ロジテック(長野県伊那市の本社工場。下で詳しく) |
| 日本の会社のブランド | 日本の会社が企画・販売。製造国は表示されていないことが多い | JVCケンウッド(JVC Powered by Litheli)/PowerArQ(加島商事)/工進/アイリスオーヤマ |
| 海外ブランド・日本法人あり | 海外で生まれたブランドを、日本の会社が販売・サポート | Jackery/Anker/BLUETTI/EcoFlow ほか |
ちなみに、JVCケンウッドの公式ストアには「信頼の国内メーカー品質」とうたっていますが、製造国の表示は見つかりませんでした。日本ブランドだから日本の工場で作っている、とは限らないんです。
ここは注意が必要です。
国内に工場がある例|ロジテック(長野県伊那市・エレコムグループ)
ロジテックINAソリューションズが2025年9月17日に出したプレスリリースでは、同社を「伊那市を拠点に製造を行うエレコムグループの一員」と紹介しています。ポータブル電源4機種(200P・500P・1200P・2500P)が、伊那市のふるさと納税の返礼品に採用されたという発表です。
ただ、同じ発表文の返礼品の基準は「本社工場で主要な製造工程を実施」か「本社工場で企画立案や設計を実施」のどちらかを満たす、という書き方でした。ポータブル電源がどちらに当たるのかまでは書かれていないので、僕は「伊那市の工場が関わっている国内の例」として紹介しておきます。
ポータブル電源 中国以外のメーカーはある?
メーカーの国で言えば、日本の会社(JVCケンウッド・加島商事・工進・アイリスオーヤマ・ロジテック)があります。Jackeryも公式の沿革では「2012年、アメリカ・カリフォルニア」で生まれたブランドです。
一方で、どこの工場で作ったかを公式に書いているメーカーは少数でした。製造国まで気にするなら、商品ページだけで判断せず、本体や箱の表示を確かめるのがいちばん確実です。
ポータブル電源の安全性ランキングを見る前に|見るべき4つの基準
「結局、安全なのはどこのメーカー?」って気になりませんか?
ただ、メーカーごとの事故率のような公的な数字はどこにもありません。だから順位の点数ではなく、公式の表示で確かめられる4つのことで比べるのが現実的なんです。
ポータブル電源 安全性 ランキング|各社の安全の情報を並べた
順位の代わりに、各社の公式ページの表示を1つの表にしました。空欄は「無い」ではなく「今回の確認では見つからなかった」です。
| メーカー(機種) | 第三者認証 | 電池 | 保証(本体) | 日本の窓口 |
|---|---|---|---|---|
| JVCケンウッド(BN-RL410・BN-RL230) | Sマーク取得 | リン酸鉄 | 24か月 | あり |
| 工進(BPS-6L・BPS-12L) | — | リン酸鉄 | — | あり |
| PowerArQ(S10 Pro・Max) | — | リン酸鉄 | — | あり |
| PowerArQ(2・3) | — | 三元系(18650) | — | あり |
| Jackery(1000 New) | UPSがUL1778認証 | リン酸鉄 | 3年+2年(公式サイト購入) | あり |
| Anker(Solix C1000 Gen 2) | — | リン酸鉄 | 18か月(会員登録で最大5年) | あり |
| Dabbsson(2000L) | — | 半固体リン酸鉄 | 3年+2年 | あり |
この表で材料がいちばん揃っていたのは、Sマークの取得を商品ページに書いているJVCケンウッドの2機種でした。ただし容量は206.4Whと385.28Whなので、冷蔵庫まで動かしたい家には足りません。
安全の材料と容量の両方を見て選んでください。
基準1|PSEマークは本体には付かない。見るのは「Sマーク」
ここ、意外と知られていないんです。
経済産業省のFAQでは、交流(AC)を出力できるポータブル電源は「蓄電池に該当しない」ため、モバイルバッテリーとしては扱わず、電気用品安全法の対象外とされています。PowerArQの公式ページにも同じ説明が載っていました。
そこで経済産業省は2024年2月に「ポータブル電源の安全性要求事項(中間とりまとめ)」を公開し、これが任意の第三者認証「Sマーク」の追加基準になりました。JVCケンウッドの2機種は、このSマークを取得していると公式ストアに書いています。
根拠は経済産業省のモバイルバッテリーFAQです。
基準2|電池の種類は、日本ブランドでも機種ごとに違う
今回いちばん「え、そうなの?」と思ったのがここでした。
PowerArQは同じブランドでも、S10 ProとMaxはリン酸鉄、PowerArQ 2と3は三元系のリチウムイオン電池(18650)です。PowerArQ 3の充電サイクルは約700回(容量80%維持の目安)です。
一方、工進のBPSシリーズはリン酸鉄で約4,000回(初期容量の70%以上を保持)。同じ「日本ブランド」でも、寿命の桁が違うんです。差は大きいです。
電池の違いはリン酸鉄リチウムの記事で詳しく比べています。
基準3|リコールの有無と、起きたときの対応
公表されているリコールの例では、EcoFlowの旧モデル「EFDELTA」があります(2019年11月18日〜2023年4月30日の販売分)。EcoFlowは無料回収と後継機DELTA 2への無料交換を案内していて、消費者庁のリコール情報サイトにも載っています。
リコールがあったこと自体より、僕は「公式に告知して、交換まで用意したか」を見ます。買う前に消費者庁のリコール情報サイトでメーカー名を検索しておくのがおすすめです。
基準4|保証の年数と、日本の窓口・無料回収
保証は「メーカー」ではなく「機種と買う場所」で変わります。ここが落とし穴です。
たとえばJackeryは公式サイトで買うと3年+延長2年、Ankerは通常18か月で公式サイトの会員登録をすると最大5年、JVCケンウッドはポータブル電源本体が24か月でした。
回収も見落としがちです。使い終わった後の無料回収は、JackeryとDabbssonが公式サイトに明記しています。処分の手順はポータブル電源の捨て方の記事にまとめました。
日本メーカーのポータブル電源を容量別に比較(5社13機種)

日本の会社が売っているポータブル電源を、容量の小さい順に並べました。値はすべて各社の公式サイトと公式の発表文です。
| 容量帯 | メーカー・機種 | 容量 | AC定格出力 | 電池 | 重さ | 公式価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 〜400Wh | ロジテック 200P | 205Wh | 300W | リン酸鉄 | — | 伊那市ふるさと納税の返礼品 |
| 〜400Wh | JVCケンウッド BN-RL230 | 206.4Wh | 300W | リン酸鉄 | 約3.3kg | 36,800円 |
| 〜400Wh | アイリスオーヤマ IPU-A280-W | 288Wh | 200W(AC合計) | リン酸鉄 | 約3.4kg | — |
| 〜400Wh | JVCケンウッド BN-RL410 | 385.28Wh | 600W | リン酸鉄 | 約5.8kg | 52,800円 |
| 500〜800Wh | PowerArQ 2 | 500Wh | 300W | 三元系 | 約6.2kg | 69,300円 |
| 500〜800Wh | ロジテック 500P | 512Wh | 600W | リン酸鉄 | — | 伊那市ふるさと納税の返礼品 |
| 500〜800Wh | PowerArQ 3 | 555Wh | 500W | 三元系 | 約7.9kg | 88,000円 |
| 500〜800Wh | 工進 BPS-6L | 614Wh | 600W | リン酸鉄 | 9.4kg | オープン価格 |
| 1,000〜1,600Wh | PowerArQ S10 Pro | 1,024Wh | 1,600W | リン酸鉄 | 約12.5kg | 143,000円 |
| 1,000〜1,600Wh | 工進 BPS-12L | 1,229Wh | 1,200W | リン酸鉄 | 17.5kg | オープン価格 |
| 1,000〜1,600Wh | ロジテック 1200P | 1,229Wh | 1,500W | リン酸鉄 | — | 伊那市ふるさと納税の返礼品 |
| 2,000Wh以上 | PowerArQ Max | 2,150Wh | 2,000W | リン酸鉄 | 約28.2kg | 264,000円 |
| 2,000Wh以上 | ロジテック 2500P | 2,560Wh | 2,500W | リン酸鉄 | — | 伊那市ふるさと納税の返礼品 |
価格は2026年10月8日時点の各社公式ストアの表示です。ロジテックは2025年9月17日の発表文の値で、電池はすべてリン酸鉄です(重さは発表文に無し)。
アイリスオーヤマは2026年3月6日の発表文の値で、価格の記載はありませんでした。
ポータブル電源 小型 日本製(〜400Wh)|スマホと照明の備えならこの帯
スマホと照明の備えが目的の方は、この帯で十分です。小型でいちばん選びやすいのは、JVCケンウッドのBN-RL410(385.28Wh・約5.8kg)です。リン酸鉄でSマークも取っていて、公式ストアで52,800円。
もっと軽くしたいなら、約3.3kgのBN-RL230か約3.4kgのアイリスオーヤマ IPU-A280-Wになります。
この帯はAC出力が200〜600Wなので、電気ケトルやドライヤーは動きません。スマホ・照明・扇風機くらいまでと考えてください。
JVCの2機種の違いはBN-RL410とBN-RL230の比較記事、BN-RL410単体はBN-RL410のレビューで書いています。
500〜800Wh|日本ブランドで寿命まで見るなら工進 BPS-6L
キャンプや車中泊で持ち出したい方は、この帯が扱いやすいです。日本ブランドは、PowerArQ 2・PowerArQ 3・工進 BPS-6L・ロジテック 500Pです。
長く使うことまで考えると、リン酸鉄で約4,000回(初期容量の70%以上)と公式に書いている工進 BPS-6Lが候補になります。
PowerArQ 3はバッテリーを差し替えられるのが面白いところで、公式ストアで555Whの専用バッテリーを単体で売っていました(44,000円)。ただ電池は三元系なので、毎日の充放電に使うなら回数の差は頭に入れておきたい点です。
1,000〜1,600Wh|冷蔵庫や電子レンジまで考えるならこの帯
冷蔵庫や電子レンジまで停電時に動かしたい方は、1,000Wh以上が目安です。日本ブランドならPowerArQ S10 Pro(1,024Wh・1,600W)、工進 BPS-12L(1,229Wh・1,200W)、ロジテック 1200P(1,229Wh・1,500W)の3機種です。
PowerArQ S10 Proは停電時に約20ミリ秒以内でバッテリー給電に切り替わるEPS機能があります。家の冷蔵庫やルーターにつなぎっぱなしで使うなら、この切り替えの有無は大きいです。
仕組みはUPS機能の記事で解説しています。
ポータブル電源 日本製 大容量(2,000Wh以上)|5000W級は見つからなかった
答えは2機種です。日本ブランドで2,000Whを超えるのは、PowerArQ Max(2,150Wh・2,000W)と、ロジテック 2500P(2,560Wh・2,500W)の2機種でした。「5000W」で探している方もいますが、AC出力が5,000Wの日本ブランド機は今回の確認では見つかっていません。
PowerArQ Maxは約28.2kgあります。持ち運ぶより、家に置く1台です。
2,000Whクラスを海外ブランドも含めて比べるなら2000Whクラスの比較記事、200Vのエアコンを動かしたい方は200V対応の記事をどうぞ。
ポータブル電源 日本製 最強は?|何で比べるかで答えが変わる
これは比べる軸しだいです。容量と出力で言えば、13機種の中でいちばん大きいのはロジテック 2500P(2,560Wh・2,500W)です。安全の材料で言えば、Sマークを取得しているJVCケンウッドのBN-RL410。
寿命の表示で言えば、約4,000回の工進 BPSシリーズとPowerArQ S10 Proです。
1台で全部そろう「最強」は、正直この中にはありません。
迷ったときの絞り方は、家での停電対策なら容量、持ち出しなら重さの順です。
日本のポータブル電源メーカー一覧|5社の特徴と公式の表示

「ポータブル電源 日本製 メーカー」で調べる方に向けて、5社を1社ずつまとめます。会社の所在地は各社の公式サイト(会社概要・特定商取引法の表示)に出ているものです。
JVCケンウッド|Sマーク取得・リン酸鉄の小型2機種
今の公式ストアに並んでいるのは「JVC Powered by Litheli」のBN-RL410とBN-RL230です。本体にモバイルバッテリー(BH-U4)を差し込んで充電できるのが独特で、付属のモバイルバッテリーは三元系です。
ちなみにJackeryの公式の沿革には、JVCケンウッドと提携した「Jackery Tuned by JVC」を開発・販売した、という一行がありました。JVCとJackeryはどっちがいいか迷う方が多いのは、この経緯もあるのかもしれません。
PowerArQ(加島商事・福岡県)|小型から2,150Whまで
PowerArQは、福岡県筑紫野市の加島商事が販売しているブランドです(公式ストアの特定商取引法の表示)。キャンプ向けのくすんだ色の本体が特徴で、現行は2・3・S10 Pro・Maxの4機種が公式ストアで買えます。
上でも触れたとおり、電池の種類は機種で違います。リン酸鉄がいいならS10 ProかMaxを選んでください。
ふるさと納税での選び方はポータブル電源のふるさと納税の記事にまとめています。
工進(京都府長岡京市)|農機・発電機メーカーのBPSシリーズ
工進は、ポンプや発電機で知られる京都府長岡京市のメーカーです。BPS-6L(614Wh)とBPS-12L(1,229Wh)の2機種で、どちらもリン酸鉄・約4,000回(初期容量の70%以上を保持)・AC充電は約2時間です。
価格はオープン価格で、公式サイトには取扱店の一覧があります。近くの取扱店で実物を見てから買えるのは、日本のメーカーらしい点です。
アイリスオーヤマ|288Wh・約3.4kgの小容量モデル
アイリスオーヤマは2026年3月9日に、小容量ポータブル電源「IPU-A280-W」を発売しています。288Wh・約3.4kg・リン酸鉄で、肩掛けと手持ちの2WAYストラップが付く防災向けの1台です。
発表文によると、同社のアンケートでは防災目的で買う人が約40%(2021年)から約60%(2024年)に増えたそうです。小型・軽量を望む人が40%を超えて最多だった、という数字もあって、この機種はそこを狙っています。
ロジテック(長野県伊那市)|国内工場が関わる4機種
ロジテックの4機種(205Wh〜2,560Wh)は、2025年9月の発表で伊那市のふるさと納税の返礼品として紹介されたものです。発表文には「温度管理や過充電防止などの保護機能」を搭載とありました。
ロジテックの会社のサイトでは、ポータブル電源の製品ページを見つけられませんでした。手に入れ方は、伊那市のふるさと納税のポータルサイトで確かめられます。
海外ブランドはどこの国?日本の販売元と保証を公式で確認

国より窓口です。海外ブランドを選ぶときに僕が見るのは、日本に販売元の会社があるか、そこに電話できるか、です。どこの国のブランドかと合わせて、日本の公式サイトの表示をまとめました。
jackery どこの国|2012年にアメリカ・カリフォルニアで誕生
Jackeryの日本の公式サイトの会社紹介には「2012年、アメリカ・カリフォルニア」で誕生したと紹介しています。日本では株式会社Jackery Japan(東京都中央区晴海)が販売しています。
公式サイトのトップでは「販売台数700万台突破」(2018年1月〜2026年3月のポータブル電源とソーラーパネルの世界累計)と表示していました。Jackeryについてもっと知りたい方はJackeryはどこの国?の記事にまとめています。
ポータブル電源 メーカー 国|Anker・BLUETTI・Dabbsson・EcoFlowの日本の販売元
日本の公式ストアの特定商取引法の表示から、販売している会社が分かります。JackeryとDabbsson以外は本社の国が分からず、表は「確認できず」です。
| ブランド | どこの国か(公式の表示) | 日本の販売元(所在地) |
|---|---|---|
| Jackery | 2012年にアメリカ・カリフォルニアで誕生 | 株式会社Jackery Japan(東京都中央区) |
| Anker | 確認できず | アンカー・ジャパン株式会社(東京都千代田区) |
| BLUETTI | 確認できず | 株式会社ブルーティパワー(東京都千代田区) |
| EcoFlow | 確認できず | EcoFlow Technology Japan株式会社(東京都中央区) |
| Dabbsson | アプリ提供元が中国・深圳の会社 | DABBSSON LIMITED(香港) |
Dabbssonの会社の詳しい中身はダブソンはどこの国?の記事、BLUETTIはBLUETTIの記事、EcoFlowはEcoFlowの記事で書いています。
日本向けに作られているかは、画面と取扱説明を見る
僕が使っているBLUETTIのAORA 30 V2は、上の写真のとおり画面が日本語で出ます。
これ、地味に大事です。残量・出力・残り時間が日本語で読めるだけで、停電の夜に慌てずに済むんです。
AORA 30 V2は288Wh・定格600W・約4.3kgで、公式ストアの価格は27,860円でした。僕は現場や車で工具のバッテリーやスマホを充電するのに使っています。詳しくはAORA 30 V2のレビューをどうぞ。
ポータブル電源 買ってはいけないメーカーの見分け方
答えから言うと、日本の販売元と連絡先が分からないメーカーは避けたほうがいいです。
壊れたときに、修理や回収を頼む先が無いからなんです。安さだけで選びたくなる方ほど、下の5つは先に確かめてみてください。
この5つが公式サイトに出ていないメーカーは、僕なら候補から外します。もっと具体的な見分け方は買ってはいけないポータブル電源メーカーの記事にまとめています。
日本製にこだわらないなら|僕が家で使っている3台とAnker
日本ブランドの13機種を見て「容量のわりに高い」「欲しい容量が無い」と感じた方は、日本法人のある海外ブランドも候補です。僕が実際に使っている3台と、使っていないけれど公式の値で比べたAnkerを並べます。
| 機種 | 容量 | 定格出力 | 重さ | 電池の寿命(公式) | 保証 | 公式価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Jackery 1000 New(使用中) | 1,070Wh | 1,500W | 約10.8kg | 4,000回後も70% | 3年+2年(公式サイト購入) | 69,484円 |
| Dabbsson 2000L(使用中) | 2,048Wh | 2,200W | 約18.6kg | 4,000回で80% | 3年+2年 | 97,000円 |
| BLUETTI AORA 30 V2(使用中) | 288Wh | 600W | 約4.3kg | 3,000回以上(基準不明) | — | 27,860円 |
| Anker Solix C1000 Gen 2(公式の値) | 1,024Wh | 1,550W | 約11.3kg | 4,000回以上で80% | 18か月(会員登録で最大5年) | 129,900円 |
価格は各社公式ストアの税込価格です。Jackery 1000 Newは、家の冷蔵庫とWi-Fiルーターのバックアップとしてコンセントにつなぎっぱなしで使っています。停電しても切り替えの操作が要らず、ネットが切れないのは助かっています。
Dabbsson 2000Lは大容量がほしくて選んだ1台で、重いので大型テレビと明かりの電源として置きっぱなしです。Ankerは手元に無いので、公式の値だけで比べています。
ポータブル電源の日本製・安全性に関するよくある質問

日本の会社のポータブル電源はあります(JVCケンウッド・PowerArQ・工進・アイリスオーヤマ・ロジテック)。ただ、日本の工場で作ると公式に発表しているのは、今回の確認ではロジテック(長野県伊那市)くらいでした。
AC出力のあるポータブル電源の本体は、経済産業省のFAQで電気用品安全法の対象外とされています。付属のACアダプターにはPSEマークが付きます。本体の安全の材料としては、任意の第三者認証のSマークや保護機能の表示を見てください。
Jackery・Anker・BLUETTI・EcoFlow・Dabbssonは、どれも日本に販売元の会社があります。違いが出やすいのは保証の条件(買う場所で変わる)と、容量・重さのラインナップです。メーカーごとの比較はポータブル電源メーカーのおすすめ記事にまとめています。
容量で決めるのが早いです。JVCケンウッドはBN-RL410でも385.28Wh(52,800円)なので、スマホや照明の備え向きです。冷蔵庫まで動かしたいなら、1,070WhのJackery 1000 New(69,484円)のほうが合います。
今回確かめた日本ブランドの13機種には、半固体電池の機種はありませんでした(リン酸鉄か三元系)。半固体電池を使っているのは海外ブランドのDabbssonなどで、詳しくは半固体電池のポータブル電源の記事で書いています。
同じブランドでそろえるなら、PowerArQは120W・210Wのソーラーパネルを公式ストアで売っています。JVCケンウッドも自社のポータブルソーラーパネルで充電できると公式ストアに書いています。セットの選び方はソーラーパネルセットの記事をどうぞ。
自治体ごとに対象も金額も違い、年度で変わります。お住まいの自治体の公式サイトを見てください。東京都の制度は東京都の補助金の記事、返礼品で手に入れる方法はふるさと納税の記事にまとめています。
まとめ:ポータブル電源の日本製は少ない。安全性はSマーク・電池・保証で比べる
日本の会社が売っているポータブル電源は5社13機種ありますが、日本の工場で作ると発表しているのはロジテック(長野県伊那市)くらいでした。日本ブランドでも、製造国が表示されていない機種が多いです。
安全性で選ぶなら、PSEマークではなくSマークの有無、リン酸鉄か三元系か、保証と日本の窓口を見てください。日本ブランドでSマークを確認できたのはJVCケンウッドの2機種、大容量ならPowerArQ Maxとロジテック 2500Pです。
容量のわりに安さも欲しいなら、日本法人のある海外ブランドも候補になります。僕は家の冷蔵庫とルーターをJackery 1000 Newにつないで、停電に備えています。
ほかのメーカーとも比べたい方は、ポータブル電源メーカーのおすすめ記事もどうぞ。
参照
この記事の数字と口コミの引用は、2026年10月8日時点の内容です。
- 各社の公式ストア・公式サイト(商品ページ・会社概要・特定商取引法の表示)


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