「停電になったら、冷蔵庫の食材ってどうなるの?」「ご飯が炊けない、レンジも動かない…どうすれば?」と不安になっていませんか?
近年は台風・地震・大雪による長期停電が全国で増えていて、「停電中も家電が使えるバッテリー」を備えておく家庭が一気に増えてきました。でも、いざ調べると「ポータブル電源」「非常用電源」「家庭用蓄電池」と呼び方がバラバラで、何を選べばいいのか迷っちゃいますよね!
結論からお伝えすると、停電時に家電が使えるバッテリー=「ポータブル電源」と呼ばれる持ち運べる蓄電池が、家庭用としては最もコスパが良く、選択肢も豊富です。容量1,000Whクラス・定格出力1,500W以上・リン酸鉄リチウムイオン電池搭載モデルなら、冷蔵庫も電子レンジもしっかり動かせます。
この記事では、現役の電気工事士で沖縄で台風による停電を何度も経験している僕が、停電時に「どの家電がどのくらい動かせるのか」を家電別の早見表で徹底解説していきます!
ちなみに、総務省消防庁の非常持出品の準備や内閣府の防災白書(令和6年版)でも、近年の災害で長期停電のリスクが増していることが繰り返し指摘されています。停電は「いつか来るもの」と思って、しっかり備えておきましょう!
📌 結論:迷ったらコレ!停電時に家電が使えるバッテリー1位
EcoFlow DELTA 3 Plus(1,024Wh/定格1,500W)
冷蔵庫・電子レンジ・スマホ充電・暖房まで、家庭の主要家電をしっかりカバー。リン酸鉄リチウム搭載でサイクル寿命4,000回・10年使える長寿命設計。停電時に自動切替するUPS機能も搭載で、PCやWi-Fiも止まりません。
停電時にバッテリーが必要な理由|停電は意外と長引く

「停電なんて、せいぜい数時間でしょ?」と思っていませんか?実はここ数年の災害では、3日〜1週間以上にわたる長期停電が全国で起きていて、「短時間で復旧する」という前提はもう通用しなくなってきています。
近年の災害で起きた長期停電の実例
過去の主な災害で発生した停電の規模をまとめると、こんな感じです。
| 災害 | 発生年 | 最大停電戸数 | 復旧までの期間 |
|---|---|---|---|
| 北海道胆振東部地震(ブラックアウト) | 2018年 | 約295万戸 | 約2日(一部1週間以上) |
| 台風15号(房総半島) | 2019年 | 約93万戸 | 最大16日間 |
| 令和元年東日本台風(台風19号) | 2019年 | 約52万戸 | 約4日 |
| 能登半島地震 | 2024年 | 約4万戸 | 地域により1ヶ月以上 |
| 台風6号(沖縄) | 2023年 | 約21万戸 | 最大6日 |
僕が住んでいる沖縄では、台風が来るたびに数日単位の停電は当たり前なんですよね。2023年の台風6号のときは、僕の家でも丸2日間電気が止まりました。冷蔵庫の中身がダメになったり、夜は真っ暗で寝るしかなかったり…正直しんどかったです。
スマホ充電だけでは停電中の生活は回らない
「停電してもモバイルバッテリーがあればなんとかなるでしょ?」と考えがちですが、これは大きな勘違いです。モバイルバッテリーで充電できるのはスマホ・タブレットくらいで、冷蔵庫・電子レンジ・扇風機・電気毛布などの「家電」は一切動かせません。
停電中に本当に困るのは、実は「家電が止まること」のほう。冷蔵庫が止まれば食材は数時間で傷み始めますし、夏の停電なら扇風機が動かないだけで命の危険につながります。冬なら暖房が使えないと低体温症のリスクも出てきます。
停電が長引いた場合の備えとして、家庭の主要家電を動かせるポータブル電源を1台持っておくのが、いちばん現実的な防災対策です。詳しい選び方は災害用ポータブル電源おすすめ記事もあわせてチェックしてみてください!
停電で家庭が困る5つのこと|情報・食料・暖房・通信・照明

停電が起きると、家庭で困ることは大きく5つに分かれます。「いざ起きてみたら、想像以上に不便だった」という声をたくさん聞くので、ここで具体的にイメージしておきましょう!
① 情報の遮断|テレビが消える・Wi-Fiが止まる
停電したら真っ先にテレビが消え、家のWi-Fiルーターも停止します。スマホの4G回線は基地局のバックアップで数時間は使えますが、長期停電になると通信エリア自体が切れてしまうことも。災害情報・避難情報を受け取るためにも、ラジオ+スマホ+ルーターの電源確保はとても重要です。
② 食料の保存|冷蔵庫の中身が傷む
家庭用冷蔵庫は停電後、扉を開けなければ庫内温度を約4〜6時間キープできるとされていますが、夏場や扉の開閉が多い家庭では2〜3時間で要冷蔵食品が危険ゾーンに入ります。冷凍庫の食材も24時間でほぼ解凍してしまうので、長期停電になると数万円分の食材がダメになることも。
③ 暖房・冷房の停止|命に関わるリスク
夏の停電でエアコンが止まると、室内は数時間で35℃を超え熱中症のリスクが急上昇します。冬の停電でも暖房が使えないと低体温症の危険があります。特に高齢者や乳幼児がいる家庭では、扇風機・電気毛布だけでも動かせる電源があるかどうかで生死が分かれることもあるんです。
④ 通信手段の喪失|家族と連絡が取れなくなる
スマホのバッテリーが切れたら、家族の安否確認も避難所の情報収集も一切できなくなります。災害時は1人1日あたりスマホを最低2〜3回は充電したくなるので、家族4人なら1日10回以上の充電が必要。これをモバイルバッテリーだけで賄うのはほぼ不可能です。
⑤ 照明の消失|夜が真っ暗になる
夜の停電は本当に真っ暗です。街灯も消えるので、家の中も外も視界がきかなくなります。懐中電灯やランタンがあれば最低限はしのげますが、子どもが怖がったり、トイレに行くのも一苦労だったりと、生活の質はかなり下がります。LEDランタンや常夜灯を充電できる電源があると、安心感がまるで違いますよ!
【家電別】停電時にバッテリーで使える家電一覧表

ここがこの記事のメインです!停電時にバッテリー(ポータブル電源)で使える主要な家電を、消費電力・必要容量・使用時間の目安と一緒に一覧表にまとめました。「自分の家ならコレを動かしたい」と考えながら、表をチェックしてみてください!
家電別・消費電力と必要バッテリー容量の早見表
| 家電 | 消費電力 | 500Wh電源 | 1000Wh電源 | 2000Wh電源 |
|---|---|---|---|---|
| スマホ充電 | 約10W | 約30回 | 約65回 | 約130回 |
| LEDランタン | 約5W | 約80時間 | 約160時間 | 約320時間 |
| Wi-Fiルーター | 約10W | 約40時間 | 約80時間 | 約160時間 |
| ノートPC | 約60W | 約7時間 | 約14時間 | 約28時間 |
| 液晶テレビ(32型) | 約60W | 約7時間 | 約14時間 | 約28時間 |
| 扇風機 | 約30W | 約14時間 | 約28時間 | 約56時間 |
| 電気毛布(弱) | 約40W | 約10時間 | 約20時間 | 約40時間 |
| 家庭用冷蔵庫 | 約100〜150W | 約4〜6時間 | 約8〜12時間 | 約16〜24時間 |
| 電子レンジ(500W) | 約1,000W | 約25分 | 約50分 | 約100分 |
| 炊飯器(5合) | 約700W | 1回炊飯△ | 約2〜3回 | 約5〜6回 |
| 電気ケトル | 約1,200W | 約2〜3回 | 約5〜6回 | 約10回 |
| ドライヤー(1200W) | 約1,200W | 約20分 | 約40分 | 約80分 |
| エアコン(冷房) | 約500〜800W | 約30分〜1時間 | 約1〜2時間 | 約3〜4時間 |
スマホ・通信機器(10〜60W)|情報確保の最優先
停電時に最初に確保すべきはスマホとWi-Fiルーターです。スマホは1回の充電で約10Wh消費するので、500Wh電源でも家族4人分を1週間以上カバーできます。Wi-Fiルーターは消費電力が小さく24時間つけっぱなしでも500Wh電源で約40時間持つので、情報遮断のリスクをかなり下げられますよ。
家庭用冷蔵庫(100〜150W)|長時間動かすなら大容量
停電時にいちばん多くの人が動かしたい家電が冷蔵庫です。コンプレッサーが断続的に動くので、表示消費電力より実際の使用電力は低めですが、それでも24時間動かすには1000Wh以上のバッテリーが現実的。詳しくはポータブル電源で冷蔵庫は何時間動く?の記事でも検証していますので、あわせてチェックしてみてください。
電子レンジ(1,000〜1,500W)|定格出力1,500W以上が必須
電子レンジを動かすには定格出力1,500W以上のバッテリーが必須です。500W出力のモデルでは「サイズが大きすぎて動かない」と判定されてしまうので注意。家庭用電子レンジは見た目500Wでも実消費電力は1,000W前後あります。詳しくはポータブル電源で電子レンジを動かす記事を参考にしてください。
電気毛布・扇風機(30〜40W)|冷暖房の代替に
エアコンは消費電力が大きすぎて長時間運転は難しいですが、電気毛布や扇風機なら省エネで一晩中使えます。電気毛布の弱モードは約40Wなので、500Wh電源でも約10時間(一晩)持つ計算です。冬の停電対策として電気毛布は本当に強いので、詳しくは電気毛布を使えるポータブル電源の記事をどうぞ。
ドライヤー・電気ケトル(1,200W前後)|瞬間最大出力もチェック
ドライヤーや電気ケトルは消費電力1,200W前後で、定格出力1,500W以上のバッテリーなら動かせます。ただし起動時の瞬間最大電力は2,000W近くなることもあるので、瞬間最大出力(サージ出力)も2,000W以上あると安心。EcoFlowのX-BoostやAnkerのSurgePadのようなブースト機能を使えば、定格を超える消費電力でも一時的に動かせます。
エアコン(500〜800W)|2000Wh以上の大容量推奨
エアコンは家電の中で最も消費電力が大きく、長時間運転には2000Wh以上の大容量バッテリーが必要です。停電中の数時間しのぎなら1000Whクラスでも対応可能ですが、夏の長時間使用を想定するならエアコン対応ポータブル電源の記事で詳しく検証していますので、参考にしてみてください。
家電別の必要容量(Wh)と定格出力(W)早見表

ここでは、停電時にどのくらいの容量・出力のバッテリーが必要なのかを、シーン別の早見表でまとめます。「停電が起きたら何時間動かしたいか」を逆算して、自分の家庭に合うバッテリーを見つけてくださいね!
必要容量の計算式|消費電力(W)×使用時間(h)+ロス1.2倍
必要なバッテリー容量(Wh)は、こんな感じで計算できます。
例:消費電力150Wの冷蔵庫を24時間動かしたい
→ 150W × 24h × 1.2 = 4,320Wh(実際は冷蔵庫はインバーター式で実消費が低いため約半分でOKのケースも)
「× 1.2」のロスは、バッテリー内部の電力ロスやAC変換ロスを見込んだ安全マージンです。カタログ値ぴったりで容量を選ぶと、いざという時に「足りない!」となることが多いので、必ず1.2倍くらいの余裕を持たせて選ぶのがおすすめです。
同時に複数の家電を使う場合は「定格出力」の合算をチェック
容量(Wh)に加えて、もう一つ大切なのが「定格出力(W)」です。これは「同時に何ワットまで出せるか」の数値で、家電の消費電力の合計が定格出力を超えるとバッテリーが停止します。
例えば定格出力1,000Wのバッテリーで、冷蔵庫(150W)+扇風機(30W)+スマホ充電(10W)+テレビ(60W)を同時使用すると、合計250Wなので余裕で動きます。でも、ここに電子レンジ(1,000W)を追加すると合計1,250Wとなり、定格1,000Wをオーバーして停止してしまうわけです。
家庭の人数別・必要容量の目安
| 家族構成 | 使いたい家電 | 必要容量目安 | 必要定格出力 |
|---|---|---|---|
| 一人暮らし | スマホ・Wi-Fi・LEDライト・扇風機・電気毛布 | 500Wh | 500W以上 |
| 2人暮らし | 上記+冷蔵庫・小型炊飯器 | 1,000Wh | 1,000W以上 |
| 3〜4人家族 | 上記+電子レンジ・ドライヤー | 1,000〜2,000Wh | 1,500W以上 |
| 在宅避難(家族3〜5人) | 上記+エアコン短時間・調理家電 | 2,000Wh以上 | 2,000W以上 |
| オール電化住宅 | 上記+IH調理・給湯短時間 | 3,000Wh以上+拡張 | 2,200W以上 |
家庭ごとに必要な容量は大きく変わるので、「自分の家ならコレを動かしたい」を起点に逆算するのが一番確実ですね。容量の目安をもっと細かく知りたい方は、ポータブル電源の容量目安記事もあわせて読んでみてください!
停電に強いバッテリーの選び方5つのポイント

停電対策として失敗しないバッテリーを選ぶには、押さえるべきポイントが5つあります。それぞれ順番に解説していきますね!
① 容量(Wh)|「停電が何日続くか」を逆算する
容量はバッテリーの「貯められる電力量」を表す数値で、Wh(ワットアワー)で表記されます。停電対策で家電をしっかり動かすなら、最低でも1,000Wh以上が現実的な選択。ただ、家族構成や住環境によって最適容量は変わるので、無理に大容量を買う必要はありません。
容量の選び方をもっと詳しく知りたい方は、ポータブル電源で失敗しない選び方を読んでみてください。リン酸鉄リチウム搭載モデル中心に、後悔しない選び方のコツをまとめています。
② 定格出力(W)|電子レンジを動かすなら1,500W以上
定格出力は「同時に出せる電力の上限」です。停電中に電子レンジ・電気ケトル・ドライヤーなどの高出力家電を使うなら、定格1,500W以上を選びましょう。500W出力のモデルでは、これらの家電は動きません。
EcoFlowの「X-Boost」やAnkerの「SurgePad」のように、定格を超える消費電力でも一時的に動かせる機能を持ったモデルもあるので、ドライヤーなど時々しか使わない高出力家電は、こうしたブースト機能を活用するのも手です。
③ バッテリー種類|リン酸鉄リチウムイオン一択
停電対策バッテリーで絶対に外せないのが、リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)搭載モデルを選ぶこと。理由は3つです。
- 長寿命:サイクル寿命3,000〜4,000回以上=毎日使っても約10年使える
- 安全性が高い:熱暴走しにくく、発火リスクが従来型より圧倒的に低い
- 長期保管に強い:自己放電が少なく、防災用に置きっぱなしでも劣化しにくい
停電対策=防災用は「いつ使うかわからない、でも置いておく」という用途なので、長期保管に強くて安全性の高いリン酸鉄が圧倒的に有利です。リン酸鉄リチウム電池の詳しい解説記事もあわせて読んでみてください。
④ 充電方法|ソーラーパネル対応で長期停電もカバー
停電が長引くと、バッテリー本体も電気がなくなったら充電できません。そこでソーラーパネル対応のモデルを選んでおけば、停電中でも太陽光から充電できるのでかなり安心です。
最近のリン酸鉄ポータブル電源はほぼ全機種ソーラー対応していますが、入力W数(300W〜1,000W)によって充電速度が変わります。詳しくはポータブル電源とソーラーパネルセットの記事でチェックしてみてください。
⑤ 携帯性・LEDライトなど便利機能
避難所に持ち出すケースを考えるなら、重さと持ち運びやすさも要チェック。1,000Whクラスは10〜13kgが軽量モデルの目安。両手で持てる重さです。また、本体にLEDライトが内蔵されているモデル(Jackeryなど)は、停電時にランタン代わりになって便利ですよ。
UPS機能(停電時に自動切り替えで電気が止まらない機能)も、PCやWi-Fiルーター・冷蔵庫を守りたい方には重要なポイント。詳しくはUPS機能付きポータブル電源の記事もチェックしてみてください。
停電時にバッテリーを使うときの注意点

バッテリーは便利ですが、停電中の使い方を間違えるとトラブルにつながることもあります。電気工事士の僕がよく現場で見る「ありがちな失敗」を3つ紹介しますね。
① 過信は禁物|ポータブル電源だけで全家電は賄えない
「2,000Wh買ったから何でも動かせる!」と思いがちですが、エアコン・電気給湯器・IHクッキングヒーターを同時運転したら数時間でなくなります。停電中は「使う家電を絞る」「優先順位をつける」のが鉄則です。
たとえば僕の家では、停電時の優先順位は「①Wi-Fi+スマホ ②冷蔵庫 ③LEDランタン ④扇風機 or 電気毛布 ⑤短時間の電子レンジ」と決めています。これくらい絞らないと1,000Whクラスでも1日持ちませんよ!
② 同時使用の出力オーバーに注意
定格1,500Wのバッテリーに、ドライヤー(1,200W)+電子レンジ(1,000W)を同時接続すると2,200Wとなり、出力オーバーで強制停止します。バッテリー内部の保護機能が働くので故障はしませんが、停電中に強制停止すると焦りますよね。同時使用する家電のW合計を必ず確認しておきましょう。
③ 高温・直射日光下での使用は避ける
ポータブル電源の動作温度は通常0〜40℃が推奨範囲。夏の停電中に直射日光下のベランダや車内に置くと、内部温度が60℃を超えて自動シャットダウンすることがあります。屋内の風通しの良い日陰で使うのが基本です。
車内放置のリスクについてはポータブル電源の車内放置の記事で詳しく解説しているので、車に積みっぱなしの方は要チェックです。
バッテリーの平時の管理方法|半年に1回の点検でいざという時も安心

停電対策バッテリーは「いつか使う」ものなので、普段の管理が雑だと、いざという時に動かないという最悪のケースもあり得ます。特に長期保管に関するNGポイントは3つあるので、ここで押さえておきましょう。
① 充電残量は60〜80%でキープする
満充電(100%)や過放電(0%)の状態で長期保管すると、バッテリーの劣化が早まります。リン酸鉄リチウムイオン電池でも、保管時の最適残量は60〜80%。いざ停電が来たときに「すぐ電気が足りない」となるリスクを減らせます。
② 半年に1回の点検と再充電を習慣に
リン酸鉄でも自己放電はゼロではないので、半年使わずに置きっぱなしだと残量が30〜40%まで落ちることがあります。半年に1度は電源を入れて、残量チェックと再充電をする習慣をつけましょう。詳しい保管方法はポータブル電源の保管方法の記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
③ 高温多湿・直射日光を避けて保管
保管場所は、リビングの押し入れや玄関収納など、温度変化が少ない室内がベストです。物置・車のトランク・ベランダなどは温度差が激しく、バッテリー寿命を縮める原因になります。
【2026年】家電が使える停電対策バッテリーおすすめ5選

ここまでの選び方を踏まえて、僕が「停電時に家電をしっかり動かしたい家庭」に自信を持っておすすめできる5モデルを紹介します。すべてリン酸鉄リチウムイオン電池搭載で、家庭の主要家電をカバーできるラインナップです!
| 順位 | モデル | 容量/定格出力 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| 1位 | EcoFlow DELTA 3 Plus | 1,024Wh/1,500W | 家族3〜4人の防災に1台で完結 |
| 2位 | Jackery 1000 New | 1,070Wh/1,500W | 軽くて初心者でも扱いやすい |
| 3位 | BLUETTI AORA 200 | 2,073.6Wh/2,200W | 在宅避難・オール電化家庭 |
| 4位 | Anker Solix C1000 | 1,056Wh/1,500W | UPS機能で在宅ワークも止めたくない |
| 5位 | ALLPOWERS R2500 | 2,016Wh/2,500W | 大容量をコスパ重視で選びたい |
| 容量 | 1,024Wh | 定格出力 | 1,500W(X-Boost 2,000W) |
| 瞬間最大 | 3,000W | 重量 | 約12.5kg |
| 充電時間 | 約56分(80%まで40分) | サイクル寿命 | 4,000回 |
| バッテリー | リン酸鉄リチウム | UPS機能 | あり(10ms未満) |
| ソーラー入力 | 1,000W(500W×2) | アプリ | ○(iOS/Android) |
| 出力ポート | AC×4 / USB-C×2 / USB-A×2 / シガー×1 | ||
| 保証 | 5年 | ||
停電対策バッテリーで「迷ったらコレ」と言える1台。容量1,024Wh×定格1,500Wで、家族3〜4人の主要家電(冷蔵庫・電子レンジ・スマホ・Wi-Fi・LEDランタン)を1台でしっかりカバーできます。
特筆すべきは業界最速クラスの充電速度(56分でフル充電)。停電予報が出てから慌てて充電しても間に合うのが大きな安心ポイント。X-Boost機能でドライヤー(1,800W級)まで対応できる柔軟性もすごい。
✅ メリット
- 56分のフル充電速度は業界最速クラス(停電予報後でも間に合う)
- X-Boostでドライヤー・電気ケトルなど高出力家電も対応
- UPS機能(10ms未満切替)で在宅ワークのPC・Wi-Fiも止まらない
- サイクル寿命4,000回・10年使える
⚠️ デメリット
- 重量12.5kgは女性が片手で持つには少し重い
- 本体に防水性能はない(ベランダ運用時は要注意)
| 容量 | 1,070Wh | 定格出力 | 1,500W |
| 瞬間最大 | 3,000W | 重量 | 約10.8kg(クラス最軽量) |
| 充電時間 | 約1.7時間(緊急60分) | サイクル寿命 | 4,000回 |
| バッテリー | リン酸鉄リチウム | UPS機能 | あり(20ms未満) |
| LEDライト | 搭載(ロー/ハイ/SOS) | アプリ | ○(Wi-Fi/BT) |
| 出力ポート | AC×3 / USB-C×2(30W/100W) / USB-A×1 / シガー×1 | ||
| 保証 | 5年(公式購入で延長) | ||
ポータブル電源の代表ブランドJackeryから、1,000Whクラス最軽量10.8kgの定番モデル。本体にLEDライト(SOSモード対応)が搭載されているので、停電時にランタン代わりにもなる便利な1台です。
初心者にうれしいポイントは、操作がシンプルで、ボタン1つで使い始められること。さらに62種類の安全保護機能と耐震7対応の堅牢設計で、災害時に「動かない!」というトラブルが起きにくいのも魅力。
✅ メリット
- 1,000Whクラスで最軽量10.8kg=避難時も持ち運びしやすい
- LEDライト内蔵でランタン代わりに使える
- 62種類の安全保護機能・耐震7対応の災害特化設計
- 知名度が高くサポート対応も手厚い
⚠️ デメリット
- 充電時間1.7時間はEcoFlow比でやや遅め
- 拡張バッテリー非対応(容量を後から増やせない)
| 容量 | 2,073.6Wh | 定格出力 | 2,200W |
| 瞬間最大 | 4,400W | 重量 | 約21kg |
| 充電時間 | 約1.5時間 | サイクル寿命 | 3,500回以上 |
| バッテリー | リン酸鉄リチウム | UPS機能 | あり |
| 拡張 | ○(バッテリー追加) | アプリ | ○ |
| 保証 | 最大6年 | ||
リン酸鉄リチウムイオン電池のパイオニアであるBLUETTIの、家庭防災向け主力モデル。2,073Whの大容量と2,200Wの定格出力で、エアコン・電子レンジ・電気ケトルまで余裕で動かせる安心スペック。
BLUETTIの強みは業界最長クラスの最大6年保証。長期で使う前提の防災用にこれ以上ない安心感です。拡張バッテリー対応なので、家族構成が変わったときも追加投資で対応できます。
✅ メリット
- 2,073Wh×2,200Wで家族5人の在宅避難まで対応
- 最大6年保証は業界トップクラス
- 拡張バッテリー対応で容量を後から増やせる
- UPS機能で重要機器(医療機器・PC)も保護
⚠️ デメリット
- 21kgは2人で運ぶサイズ感(避難向きではない)
- 1〜2人暮らしには容量過剰でオーバースペックになりがち
| 容量 | 1,056Wh | 定格出力 | 1,500W(SurgePad 2,000W) |
| 瞬間最大 | 2,000W | 重量 | 約12.9kg |
| 充電時間 | 約58分 | サイクル寿命 | 3,000回以上 |
| バッテリー | リン酸鉄リチウム | UPS機能 | あり |
| 出力ポート | AC×6 / USB-C×2 / USB-A×2 / シガー×1 | ||
| 保証 | 5年 | ||
モバイルバッテリーで定評のあるAnkerが手がける、家庭防災向けの主力モデル。58分の高速充電とUPS機能を両立しているのが特徴で、停電時にPC・Wi-Fi・冷蔵庫などの重要機器を守りたい方にぴったりです。
SurgePadという独自機能で、定格1,500Wを超える消費電力の家電も自動でセーブして動かせる柔軟性も◎。Ankerならではの手厚いサポート体制と5年保証も安心ポイントです。
✅ メリット
- UPS機能で停電時もPC・Wi-Fiが止まらない(在宅ワーカー必須)
- 58分の高速充電で停電予報後の準備もOK
- SurgePadで高出力家電を自動制御して動かせる
- AC出力6ポートで家電をたっぷりつなげる
⚠️ デメリット
- サイクル寿命3,000回はリン酸鉄系では標準的(4,000回モデルもある)
- ソーラー入力300Wと他社より控えめ
| 容量 | 2,016Wh | 定格出力 | 2,500W(5メーカー中最大) |
| 瞬間最大 | 5,000W | 重量 | 約22kg |
| 充電時間 | 約1.5時間 | サイクル寿命 | 3,500回以上 |
| バッテリー | リン酸鉄リチウム | 価格帯 | 同クラス最安 |
| 保証 | 最大5年 | ||
「とにかく大容量を安く手に入れたい!」という方の本命がALLPOWERS。R2500は2,016Whクラスで、定格出力は本記事5モデル中最大の2,500W。電子レンジ・ドライヤー・電気ケトルを同時運転しても余裕です。
価格帯は同等容量クラスの中で群を抜いて安く、Jackery・EcoFlowの大容量モデルと比べると3〜5万円ほど安価で買えるのが最大の魅力。リン酸鉄+5年保証もきちんと押さえているので、コスパ重視ならまず候補に。
✅ メリット
- 2,500Wの超高出力=高出力家電もガンガン動かせる
- 同クラスJackery/EcoFlow比で3〜5万円安い圧倒的コスパ
- リン酸鉄+5年保証で価格相応の品質
- 瞬間最大5,000Wでエアコンの起動電流もカバー
⚠️ デメリット
- 知名度はJackery/EcoFlow比で低い
- 22kgは1人での持ち運びは厳しい
5モデルの違いをもう少し詳しく比較したい方は、ポータブル電源おすすめ6選【2026年】もチェックしてみてください!全容量帯・全メーカーを横断した総合ランキングを解説しています。
停電時に家電が使えるバッテリーのよくある質問(FAQ)

1,000Whクラスで約8〜12時間が目安です。家庭用冷蔵庫の消費電力は100〜150Wですが、コンプレッサーが断続運転するため実消費は表示より低めです。1,000Wh電源なら8時間以上、2,000Wh電源なら丸1日動かせる計算になります。詳しい検証はポータブル電源で冷蔵庫は何時間動く?の記事をどうぞ。
基本的にできません。モバイルバッテリーはUSB出力のみなので、コンセント型家電(冷蔵庫・電子レンジ・扇風機など)は動かせません。家電を動かすには「AC出力(コンセント)」を持ったポータブル電源が必要です。最近はAC出力付きの大容量モバイルバッテリーもありますが、容量が小さく定格出力も低いので、小型ポータブル電源のほうが現実的な選択肢になります。
多くのモデルで可能です。シガーソケット(DC12V)入力に対応したポータブル電源なら、車のエンジン稼働中に走行充電できます。停電が長引きそうなときに、車から電源を取って充電し直す方法はかなり実用的。詳しくはポータブル電源の走行充電完全ガイドを読んでみてください。
リン酸鉄リチウムなら長期保管に強いですが、半年に1回は点検と再充電をしてください。残量60〜80%でキープして、室内の温度変化が少ない場所に保管するのが基本です。逆に、三元系リチウムイオン電池のモデルは長期保管に弱いので、防災用には不向き。リン酸鉄一択の理由がここにもあります。詳しい保管方法はポータブル電源の保管方法の記事をチェック。
変わります。マンションは高層階だと停電時に水道ポンプも止まるので、給水確保のためのスマホ・ラジオ充電優先で500〜1,000Whでも対応可能。一方、戸建ては冷蔵庫・暖房・調理家電まで賄うことが多く、家族3〜4人で1,000〜2,000Whが目安。オール電化住宅なら2,000Wh以上+拡張バッテリー対応モデルが安心です。詳しくは災害用ポータブル電源おすすめ記事でも解説しています。
まとめ:停電時に家電が動くバッテリーで家族を守ろう
停電は「いつか来るもの」と考えて、家電をしっかり動かせるバッテリーを1台備えておくことで、災害時の生活の質はまったく変わります。
大事なのは、「何の家電を、何時間動かしたいか」を起点に容量と定格出力を選ぶこと。家族3〜4人で冷蔵庫・電子レンジ・通信機器を1日カバーするなら、1,000Wh×定格1,500W以上のリン酸鉄リチウム搭載モデルが基準です。
迷ったらまずはEcoFlow DELTA 3 Plus(1,024Wh/1,500W)を選んでおけば、家庭防災の8割はカバーできます。56分の高速充電とUPS機能で、停電予報後でもしっかり備えられて、停電中もPCやWi-Fiが止まらない安心感は本当に大きいですよ!
家族の安全と生活を守る1台、ぜひ早めに備えておいてくださいね!


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