ポータブル電源の走行充電完全ガイド|3つの方法と選び方・おすすめを電気工事士が解説

ポータブル電源の走行充電完全ガイド|3つの方法と選び方・おすすめを電気工事士が解説

「車で移動中にポータブル電源を充電したい!」「シガーソケットで走行充電できるって聞いたけど、実際どうなの?」と悩んでいませんか?

結論からお伝えすると、ポータブル電源の走行充電は「シガーソケット」「インバーター」「走行充電器(DC-DCチャージャー)」の3つの方法があり、最も効率的なのは走行充電器を使う方法です。シガーソケットは手軽ですが100W程度が上限で、大容量モデルのフル充電には10時間以上かかることも。

この記事では、現役の電気工事士である僕が、走行充電の仕組みから3つの方法の違い、容量別の充電時間、選び方、おすすめ機種まで、車中泊・キャンプ派に役立つ情報を徹底解説します!

NITE(製品評価技術基盤機構)でも車載用電気製品の適切な使用について注意喚起されています。大切なポータブル電源を効率よく安全に充電するために、ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

ポータブル電源の走行充電とは?基本の仕組みを解説

ポータブル電源の走行充電とは?基本の仕組みを解説

走行充電=車のエンジンで発電した電力でポータブル電源を充電する方法

走行充電とは、車のエンジンが動いている間に発電される電力を利用して、ポータブル電源を充電する方法のことです。車にはエンジンの回転で発電する「オルタネーター(発電機)」が搭載されており、この電力がカーバッテリーを充電するとともに、シガーソケットなどにも供給されています。

ポータブル電源をシガーソケットや走行充電器経由で車の電気系統につなぐことで、走行中のアイドリングでムダになっていた電力を有効活用できます。電気工事士としては「普段捨てている電力を回収する」イメージでとらえると分かりやすいです。

走行充電が注目される3つの理由

  • 連泊の車中泊・キャンプで電力が尽きない:移動中に充電できれば、連泊時も電力の心配ゼロ
  • 災害時の非常用電源として:停電時も車を動かせば充電できる。僕が沖縄の台風停電で実感したのはまさにこれ
  • ソーラーパネルと併用で発電力2倍:曇天や夜間はソーラーが使えないが、走行充電なら時間帯を問わず充電可能
📝 この章のまとめ:走行充電はエンジンの発電電力を活用する仕組み。連泊キャンプや災害時の電源確保に強い味方です。

ポータブル電源を走行充電する3つの方法

ポータブル電源を走行充電する3つの方法

ポータブル電源を走行中に充電する方法は、大きく分けて3つあります。電気工事士の視点から、それぞれの仕組みと効率を正直に評価していきます。

①シガーソケット充電|手軽だけど効率は最低

最も手軽な方法が、ポータブル電源付属のシガーソケットケーブルで車のシガーソケットから直接充電する方法です。追加機器を購入する必要がなく、ケーブルを差すだけで充電が始まります。

ただし、シガーソケットの出力は12V×10〜15A=120〜180W程度が物理的な上限。ポータブル電源側でDC入力が100W程度に制限されているモデルも多く、1000Whクラスのポータブル電源をフル充電するには10時間以上の走行が必要になります。気軽に使えますが、効率で言えば最下位です。

②AC充電器+インバーター|非効率で推奨しない

車載用インバーター(DC→AC変換器)を使って、ポータブル電源のACアダプターで充電する方法です。一見AC充電と同じ速度で充電できそうですが、電気工事士としては全く推奨しません

理由は変換ロスが大きいから。車の12V直流電源を、インバーターでAC100Vに変換(効率85〜90%)、さらにACアダプターで直流に戻す(効率85〜90%)という2回の変換が発生し、実効効率は60〜70%程度まで落ちます。エネルギーの30〜40%が熱として捨てられるのは、あまりにもったいない。おまけに発熱による機器トラブルのリスクもあります。

③走行充電器(DC-DCチャージャー)|最も効率的で最適解

車のバッテリーから直接DCケーブルでポータブル電源の入力端子につなぎ、電圧を最適化する専用機器が「走行充電器(DC-DCチャージャー)」です。EcoFlow、BLUETTI、Dabbssonなどが専用モデルを販売しており、価格は2〜5万円程度。

最大の強みは出力の大きさ。500〜1000Wの充電が可能で、シガーソケット(100W)の5〜10倍のスピードでポータブル電源を充電できます。1000Whクラスなら1〜2時間、2000Whクラスでも2〜4時間でフル充電可能。DC→DCの一段変換のため効率も90%以上と非常に高いです。本気で走行充電するならこれ一択と言っても過言ではありません。

3つの方法の比較表(出力・効率・価格・導入難易度)

方法出力変換効率追加機器の費用導入難易度おすすめ度
①シガーソケット100〜180W85%前後0円(付属ケーブル)★☆☆☆☆★★☆☆☆
②インバーター1,000〜1,500W60〜70%5,000〜20,000円★★★☆☆★☆☆☆☆
③走行充電器500〜1,000W90%以上20,000〜50,000円★★★☆☆★★★★★
💡 電気工事士のおすすめは「走行充電器」一択 初期費用はかかりますが、変換効率と充電速度の両面で圧倒的に有利です。特に1000Wh以上の大容量モデルを車中泊で頻繁に使う方は、導入する価値が十分にあります。シガーソケットは「たまに使う程度」なら許容、インバーター経由は避けましょう。
📝 この章のまとめ:走行充電の最適解は走行充電器(DC-DCチャージャー)。シガーソケットは手軽だが低速、インバーター経由は変換ロスが大きく非推奨です。

ポータブル電源走行充電のメリットと活躍シーン

走行充電のメリットと活躍シーン

移動中にムダなく充電できる|連泊車中泊の救世主

車中泊やキャンプで最大の悩みは「電力切れ」。特に2泊3日以上の連泊では、1晩で大きく減ったバッテリー容量を翌朝までにどう回復させるかが課題になります。

走行充電を活用すれば、次のキャンプ場への移動中や観光スポット巡りの移動時間を使って自動的に充電が進みます。走行充電器を使えば、1〜2時間の移動で500〜2000Whの電力を回復可能。連泊キャンプが一気に快適になります。車中泊向けのおすすめはこちらの記事をどうぞ。

停電・災害時の車からの電源確保

沖縄で台風による長期停電を経験した僕から言わせてもらうと、走行充電は「家の停電時にも強い味方」です。停電中でも車は動きます。ガソリンさえあればエンジンで発電できるため、ポータブル電源を走行充電器につなげば、停電が3日続こうが電力の供給源として機能してくれます。

ガソリン満タンの車1台で、約20〜30kWh分の発電ができる計算。これは2000Whのポータブル電源を10回以上充電できるエネルギー量です。災害時の備えとして走行充電器は非常に頼れる存在。防災用ポータブル電源の詳しい比較はこちらもどうぞ。

ソーラーパネルと併用すればさらに効率アップ

走行充電の最大の弱点は「停車中に充電できないこと」。一方、ソーラーパネルは「夜間と曇天時に充電できないこと」が弱点です。この2つを併用すれば、24時間どのタイミングでも充電可能な体制が整います

昼間のキャンプ場ではソーラーで発電、移動中は走行充電、夜間の停車中はバッテリーから消費——このサイクルが回せれば、電力切れの心配はほぼゼロになります。ソーラーパネルの選び方はこちらの記事で詳しく解説しています。

📝 この章のまとめ:走行充電は「連泊キャンプ」「災害時」「ソーラー併用時」の3シーンで真価を発揮。特に災害時のガソリン発電源としての価値は計り知れません。

【容量別】ポータブル電源の走行充電にかかる時間の目安

【容量別】ポータブル電源の走行充電にかかる時間の目安

シガーソケット(100W)での充電時間一覧

ポータブル電源容量シガーソケット(100W)現実的な運用
300Wh約3〜4時間半日のドライブで満充電可
500Wh約5〜6時間1日の移動でなんとか
1,000Wh約10〜12時間長距離ドライブでも厳しい
2,000Wh約20〜24時間現実的ではない

シガーソケットでの充電は、500Wh以下の小容量モデル向けと割り切るのが現実的です。1000Wh以上の大容量ポータブル電源ではフル充電がほぼ不可能なレベル。移動中の継ぎ足し充電として使うのが関の山でしょう。

走行充電器(500〜1000W)での充電時間一覧

ポータブル電源容量走行充電器500W走行充電器1000W
300Wh約40分約20分
500Wh約1時間約30分
1,000Wh約2時間約1時間
2,000Wh約4時間約2時間
3,000Wh約6時間約3時間

走行充電器を使えば、2000Whクラスでも2〜4時間の走行でフル充電可能。キャンプ場までの片道2時間のドライブで、前日に使い切ったポータブル電源が満タンになる計算です。充電時間の詳しい解説はこちらの記事もご覧ください。

実際の車移動で「間に合うか」のシミュレーション

💡 実用シナリオ:2泊3日のキャンプ 初日:自宅で満充電済み(2000Wh)→ キャンプ場まで2時間ドライブ(使用なし)→ 初日のキャンプで1200Wh消費(残800Wh)
2日目:朝出発時に残800Wh → 観光地まで1.5時間ドライブ(走行充電器500Wで+750Wh → 残1,550Wh)→ 2日目のキャンプで1,000Wh消費(残550Wh)
3日目:朝出発時に残550Wh → 帰路まで3時間ドライブ(+1,500Wh → 残2,000Whで満充電)
走行充電器があれば、連泊でも電力切れなく快適に過ごせます。
📝 この章のまとめ:シガーソケットは小容量向け、走行充電器なら大容量モデルでも実用範囲。2000Whクラスなら2〜4時間でフル充電可能です。

ポータブル電源を走行充電する際の6つの注意点

ポータブル電源を走行充電する際の6つの注意点

①エンジン停止中の充電はバッテリー上がりに注意

エンジンが止まっている状態でシガーソケットからポータブル電源を充電すると、車のバッテリー(鉛蓄電池、約40〜80Ah)の電力を消費するため、最悪の場合バッテリー上がりを起こします。走行充電は必ずエンジンがかかっている状態で行いましょう。

アイドリングでの長時間充電も環境面・燃費面で推奨できません。走行中に充電するのが基本です。

②車のシガーソケット容量(12V・10〜15A)の限界を知る

シガーソケットのヒューズは一般的に10A〜15A。電圧12Vをかけると最大出力は120〜180Wです。これを超える電流を流すとヒューズが切れて使用不可になります。ポータブル電源のDC入力仕様も100〜200Wに制限されているモデルがほとんどです。

③使用するケーブルの品質(太さ・長さ)に注意

安価なシガーソケットケーブルは導線が細く、電圧降下が大きいため十分な電流を流せません。電気工事士の経験から言うと、AWG14(2mm²)以上の太いケーブルを選ぶのが基本。ケーブルの長さも短いほど効率が良いです(長いと抵抗が増える)。

走行充電器を使う場合は、メーカー推奨の純正ケーブルを必ず使用してください。汎用品を使うと発熱や出力低下の原因になります。

④夏場の車内温度とバッテリー劣化のリスク

真夏の車内温度は60℃を超えることもあり、リチウムイオン電池にとっては過酷な環境です。走行中はエアコンで車内が冷えているので問題ありませんが、駐車後にそのまま車内放置するのは絶対にNG。車内放置のリスクと対策はこちらの記事で詳しく解説しています。

⑤ハイブリッド車・EV車での使用時の制約

ハイブリッド車やEV車のシガーソケットは、車両の駆動用バッテリーから給電されるケースがあります。長時間の大電流充電は電費(電気自動車の燃費)に直接影響するため、使用時間を計算しておくことが大切です。

またEV車に走行充電器を取り付ける場合は、車両メーカーの仕様を確認してください。車種によっては12V補機バッテリー経由での接続が必要になります。

⑥長時間走行でも過充電は起きない仕組み

「走行充電で満充電になったら、その後どうなるの?」という疑問もよくあります。結論、過充電は起きません。最近のポータブル電源はBMS(バッテリー管理システム)が充電電流を自動で制御するため、100%になったら自動で停止します。

長距離ドライブで「満充電後もケーブルをつなぎっぱなしで大丈夫?」は心配不要。ただしバッテリー寿命を最大限延ばすなら、充電上限を80〜90%に設定しておくのがおすすめです。寿命を延ばすコツはこちらもどうぞ。

⚠️ DIY取り付けは電気工事士として推奨しません 一部サイトでは「サブバッテリーシステムの自作」が紹介されていますが、車の配線に直接介入するDIYは、配線ミスによる車両火災や、車両保証が失効するリスクがあります。必ずメーカー純正の走行充電器を使い、複雑な配線作業はカーショップなどプロに依頼しましょう。

走行充電に対応したポータブル電源の選び方6つ

走行充電に対応したポータブル電源の選び方6つ

①シガーソケット入力対応(DC12V/24V対応)か

走行充電の大前提として、ポータブル電源にDC入力(シガーソケット入力)ポートがあるかを確認しましょう。ほぼすべての主要メーカー製品は対応していますが、超小型モデルなど一部製品ではDC入力が省略されている場合もあります。

②走行充電器経由で高速充電できるか

同じメーカーの走行充電器と組み合わせると500〜1000Wの高速充電が可能なモデルがあります。EcoFlowは「Alternator Charger」、BLUETTIは「Charger 1」、Dabbssonは「Charger S」という専用機器を販売しており、それぞれ対応するポータブル電源が決まっています。

③容量は車中泊用途なら1000Wh以上が目安

車中泊・キャンプで走行充電を活用するなら、容量は1000Wh以上のモデルがおすすめです。500Wh以下だと電気毛布やポータブル冷蔵庫を一晩使っただけで容量不足になりやすく、走行充電のメリットが生きません。1000Whクラスの詳細はこちら、2000Whクラスはこちらの記事で比較しています。

④リン酸鉄リチウムイオン電池搭載モデル一択

走行充電を頻繁に行うということは、車内で使うシーンも多いということ。車内の温度変化に耐えられるリン酸鉄リチウム電池搭載モデルが必須です。三元系リチウムイオン電池は熱暴走のリスクが高く、走行充電には適しません。リン酸鉄リチウムについて詳しくはこちらをどうぞ。

⑤パススルー充電対応の有無

走行充電中に同時にポータブル電源から他の家電(冷蔵庫など)に給電できる機能を「パススルー充電」と言います。連泊キャンプで冷蔵庫を動かしながら走行充電したい方には必須機能です。主要メーカーの最新モデルはほぼすべて対応しています。

⑥アプリで充電状況を確認できるか

Jackery・EcoFlow・Anker・BLUETTI・Dabbssonの主要モデルはスマホアプリに対応しており、運転中でも助手席の人がスマホで充電状況を確認できます。「あと何分でフル充電か」「入力ワット数が正常か」をリアルタイムで把握できるので、走行充電の効率化に大いに役立ちます。

📝 この章のまとめ:①DC入力対応 ②走行充電器との互換 ③1000Wh以上 ④リン酸鉄 ⑤パススルー ⑥アプリ——この6つで選べば失敗しません。選び方の基本はこちらのガイドもどうぞ。

走行充電におすすめのポータブル電源4選

走行充電におすすめのポータブル電源4選

Jackery 1000 New|軽量で車中泊の定番

容量1,070Wh、定格出力1,500W、1000Whクラス最軽量の約10.8kgが最大の魅力。シガーソケット充電・走行充電器対応の両方に対応しており、車中泊派から圧倒的な支持を得ています。リン酸鉄リチウム4,000回の長寿命、5年保証、ChargeShield 2.0の安全保護機能も充実。詳しい口コミレビューはこちら

Jackery ポータブル電源 1000 Newは、容量1070Wh・定格1500Wでほぼすべての家電を動かせるのに、約10.8kgとクラス最軽量級のコンパクトモデル。

長寿命のリン酸鉄リチウム電池で約4000回サイクル・10年使用を想定しており、UPS・パススルー機能で停電時も20ms未満で自動切替できるのが特徴です。

AC急速充電は最短約60分(通常約1.7時間)で、アプリ連携や静音モードも備え、防災からアウトドアまで幅広く使えます。

おすすめ用途
  • 1〜2人のキャンプ・車中泊での調理家電や電気毛布、ポータブル冷蔵庫の使用
  • 停電・災害時の家庭用バックアップ電源(冷蔵庫、照明、PC、Wi‑Fiなど)
  • 在宅ワーク時のPC・モニター・ルーター用バックアップ、電気代節約のための日常使い
容量定格出力最大出力
1,070Wh1,500W瞬間最大3,000W
重さ大きさ充電時間
10.8kg327x224x247mm1.7時間
充電回数ソーラー充電出力ポート
4,000回AC出力×3
USB-A×1
USB-C×2
シガーソケット×有
バッテリー拡張保証期間UPS機能
3年+2年
アプリ対応バッテリー種類パススルー機能
リン酸鉄リチウムイオン電池
🎯 こんな人におすすめ:軽さ重視の車中泊派。ブランド信頼を求める方。

EcoFlow DELTA 3 Plus|走行充電器との組み合わせで最速

EcoFlow Alternator Charger(走行充電器)と組み合わせれば、最大800Wでの高速走行充電が可能。容量1,024Wh、定格出力1,500W(X-Boost 2,000W)、AC充電56分、30dB静音、UPS機能(10ms切替)と機能面でも死角なし。アプリの使いやすさも業界トップクラスです。詳しい口コミレビューはこちら

EcoFlow DELTA 3 Plus

EcoFlow DELTA 3 Plusは容量1024Wh・定格出力1500W(サージ3000W、X-Boost最大2000W)の高性能ポータブル電源です。

AC急速充電最短56分、ソーラー入力最大1000W(500W×2)、リン酸鉄リチウム電池で4000回以上・10年耐久、UPS機能10ms未満切り替え、超静音30dB、AC6口・USB-C140W×2など豊富なポートを備えます。

拡張で最大5kWhまで対応し、アプリ遠隔操作も可能。

おすすめ用途
  • 家庭の停電バックアップ(冷蔵庫・PC・照明複数台)
  • キャンプ・車中泊での調理家電・暖房器具の長時間使用
  • リモートワークやイベントでの高出力電源確保
容量定格出力最大出力
1,024Wh1,500W瞬間最大3,000W
重さ大きさ充電時間
約12.5kg39.8×20.2×28.4cm最短56分
充電回数ソーラー充電出力ポート

約4,000回
AC出力×6
USB-A×2
USB-C×2
シガーソケット×有
バッテリー拡張保証期間USP機能
5年
アプリ対応バッテリー種類パススルー機能
リン酸鉄リチウムイオン電池
🎯 こんな人におすすめ:走行充電の速度を最優先する方。アプリで細かく管理したい方。

Anker Solix C1000 Gen 2|コンパクトで車に積みやすい

容量1,056Wh、世界最小クラスのコンパクトサイズが車内への積みやすさに直結します。約12.5kgとJackeryよりやや重いですが、奥行きが短く車のトランクでも場所を取りません。AC充電約54分、SurgePad技術による瞬間最大2,400W、3,000回以上のサイクル寿命、5年保証。

Anker Solix C1000 Gen 2は、容量1024Wh・定格1550Wで家庭用家電の約99%を動かせる高出力ポータブル電源。

独自技術HyperFlashにより約54分で満充電でき、前モデル比で約7%小型化・約12%軽量化した世界最小クラスのコンパクト設計を実現しています。

リン酸鉄リチウムイオン電池とInfiniPower設計により、約4,000回の充放電でも容量80%以上を維持し、毎日使っても10年クラスの長寿命が特徴。

防災用途では約10msで切り替わるUPS機能を備え、停電時も電源を自動バックアップできる点も大きな魅力です。

おすすめ用途
  • 防災(停電対策)
  • 車中泊・キャンプ
  • 急いで満充電にしたい人
容量定格出力最大出力
1,024Wh1,550W瞬間最大2,300W
重さ大きさ充電時間
約11.3kg約38.4 × 20.8 × 24.4 cm最短54分
充電回数ソーラー充電出力ポート

約4,000回
AC出力×5
USB-A×1
USB-C×3
シガーソケット×有
バッテリー拡張保証期間UPS機能
5年
アプリ対応バッテリー種類パススルー機能
リン酸鉄リチウムイオン電池
🎯 こんな人におすすめ:車の積載スペースが限られる方。コンパクトさとUSBポート数を重視する方。

Dabbsson 1000L|半固体電池で熱に強い車内利用向け

半固体リン酸鉄リチウム電池を搭載した安全性最高レベルのモデル。容量1,008Wh、定格出力1,200W、重量約10.5kgと軽量。車中泊やキャンプで車内温度が上がりやすいシーンでも、通常のリン酸鉄より熱に強いのが強みです。専用走行充電器「Charger S」との組み合わせで高速充電も可能。詳しいレビューはこちら。半固体電池について詳しくはこちらをどうぞ。

Dabbsson 1000Lの主要スペック

Dabbsson 1000Lは、容量1008Wh・定格出力1200Wの中型クラスながら約10.6kgと軽量なポータブル電源です。

安全性と長寿命に優れた半固体電池を採用し、約4000回の充放電サイクルに対応するため、非常用電源からキャンプ・車中泊まで長期的に活躍します。

最大600Wのソーラー入力やアプリ連携、EPS(簡易UPS)機能も備え、停電時のバックアップ電源としても使いやすいモデルです。

おすすめの用途
  • キャンプ・アウトドア
    ソロキャンプや1-2日連泊に最適
  • 車中泊
    10.6kgの軽量さで車載しやすく、家レベルの快適性を提供
  • 防災・家庭用
    EPS機能で停電時自動切替
容量定格出力最大出力
1,008Wh1200W瞬間最大2,400W
重さ大きさ充電時間
10.6kg188.5x390x240mm1.2時間
充電回数ソーラー充電出力ポート
4,000回AC出力×2
USB-A×2
USB-C×2
シガーソケット×有
バッテリー拡張保証期間EPS機能
5年
アプリ対応バッテリー種類パススルー機能
半個体リン酸鉄リチウムイオン電池
🎯 こんな人におすすめ:安全性最重視の方。夏場の車内利用が多い方。

走行充電器のおすすめ(EcoFlow/BLUETTI/Dabbsson)

走行充電器最大出力対応メーカー価格帯
EcoFlow Alternator Charger800WEcoFlow DELTAシリーズ約3〜5万円
BLUETTI Charger 1560WBLUETTI全般約2〜4万円
Dabbsson Charger S1,000WDabbsson全般約3〜5万円
📝 この章のまとめ:走行充電に強いのはJackery 1000 New(軽さ)・EcoFlow DELTA 3 Plus(速さ)・Anker C1000 Gen 2(コンパクト)・Dabbsson 1000L(熱耐性)。用途に合わせて選びましょう。

ポータブル電源の走行充電に関するよくある質問(FAQ)

ポータブル電源の走行充電に関するよくある質問(FAQ)
アイドリング中に充電してもいい?

技術的には可能ですが、推奨はできません。アイドリング中も充電は進みますが、燃費効率が悪く、排気ガスや騒音の問題もあります。自治体によってはアイドリング禁止条例があるエリアも。あくまで「走行中に充電する」のが基本スタンスと考えましょう。

シガーソケットから何時間走ればフル充電できる?

容量1,000Whのポータブル電源なら約10〜12時間かかります。シガーソケットの出力は100W前後が上限のため、大容量モデルのフル充電には現実的でない時間が必要。走行中の「継ぎ足し充電」と割り切るのが賢明です。本格的に充電したいなら走行充電器(500〜1000W)の導入を検討してください。

走行充電中にエアコンを使っても大丈夫?

問題ありません。走行中の車のエアコンはオルタネーターで発電した電力で動いており、ポータブル電源の走行充電とは別系統です。ただし大排気量のエアコンを連続使用するとオルタネーターの発電余力が減るため、走行充電の速度がわずかに落ちる可能性はあります。

走行充電器は自分で取り付けできる?

シガーソケット接続タイプなら自分で取り付け可能ですが、車両バッテリー直結タイプはプロに依頼をおすすめします。直結タイプは車の配線を触るため、配線ミスによる車両トラブルや保証失効のリスクがあります。カーショップやキャンピングカー専門店で施工してもらうのが安心です。

バッテリー上がりを防ぐ機能はある?

EcoFlow Alternator Chargerなどの走行充電器には、車のバッテリー電圧を監視してバッテリー上がりを防ぐ機能が搭載されています。車のバッテリー電圧が一定以下になると自動で充電を停止する仕組み。こうした保護機能がある製品を選べば、エンジン停止中でも安心して使えます。

まとめ:走行充電は「走行充電器+大容量ポータブル電源」が最適解

ポータブル電源の走行充電は、連泊キャンプや災害時の電源確保に非常に強い味方です。3つの方法のうち、手軽なシガーソケット充電は効率が低く、インバーター経由は変換ロスが大きすぎて非推奨。最適解は「走行充電器(DC-DCチャージャー)」を使う方法で、500〜1000Wの高速充電が可能です。

ポータブル電源を選ぶ際は、①DC入力対応 ②走行充電器との互換 ③1000Wh以上の容量 ④リン酸鉄リチウム ⑤パススルー対応 ⑥アプリ対応の6つのポイントをチェック。車中泊・キャンプ派ならJackery 1000 NewやEcoFlow DELTA 3 Plus、夏場の車内利用が多い方はDabbsson 1000Lがおすすめです。

走行充電をマスターすれば、電力切れの心配なく連泊キャンプを楽しめますし、災害時の備えとしても圧倒的な安心感があります。ぜひ自分に合った1台を選んでみてください!

SOL|ポータブル電源ラボ編集部
電気工事士
沖縄在住/現役の電気工事士
台風による停電を何度も経験
家庭の停電対策としてポータブル電源を研究
「容量・出力・安全性」を現場目線で分かりやすく解説
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