防災にポータブル電源はいらない?災害時の必要性とメリット・デメリットを徹底解説

「防災用にポータブル電源を買うべきか迷っているけれど、本当に必要なの?」と悩んでいませんか!価格も高いし、スマホの充電くらいならモバイルバッテリーで十分なのでは……と思ってしまいますよね。

結論から言うと、数時間の短い停電ならモバイルバッテリーでも乗り切れますが、災害による数日間の長期停電や在宅避難を想定するなら、ポータブル電源は「絶対に必要」なアイテムです!

なぜなら、スマホでの情報収集や家族との連絡手段を確保できるだけでなく、夏の扇風機や冬の電気毛布を動かして熱中症や低体温症を防ぐなど、命と健康を守るために大活躍するからです。実際、内閣府の防災情報でも最低3日〜1週間分の備えが推奨されており、各家庭での電力確保は非常に重要視されています。

そこで今日は、「なぜポータブル電源がいらないと言われるのか」という疑問から、災害時に役立つメリット、エンジン発電機や家庭用蓄電池との違いまでをわかりやすく解説していきます!

さらに、発火リスクが低く安全な「リン酸鉄リチウムイオン電池」を搭載したおすすめモデルや、長期間の停電に強いソーラーパネルとの組み合わせ、いざという時に失敗しないための正しい管理方法までしっかりお伝えします。

この記事を読めば、あなたの家庭の予算や人数にぴったりのポータブル電源が確実に選べるようになりますよ!さっそく、防災におけるポータブル電源の本当の必要性について一緒に見ていきましょう!

目次

防災にポータブル電源は「いらない」と言われる理由

「防災のためにポータブル電源は必要かな?」と検討し始めると、ネット上で「ポータブル電源はいらない」「買っても無駄になる」といった意見を目にして、迷っちゃいますよね!

災害への備えは大切ですが、決して安い買い物ではないので、本当に必要かどうか慎重になるのは当然です。

そこでまずは、なぜ防災にポータブル電源がいらないと言われてしまうのか、その主な3つの理由をわかりやすく解説していきます!

「数時間の停電ならモバイルバッテリーで十分」という意見

最もよく耳にするのが、「スマホの充電さえできれば、モバイルバッテリーで十分乗り切れる」という意見です。

確かに、台風や落雷などによる数時間程度の短い停電であれば、手持ちのモバイルバッテリーでスマホの電源を維持できれば、情報収集や家族との連絡には困りませんよね。

以下の表で、モバイルバッテリーとポータブル電源の違いを簡単に整理してみました!

比較項目モバイルバッテリーポータブル電源
主な用途スマホやタブレットの充電家電の稼働、複数デバイスの同時充電
停電の想定期間数時間〜半日程度1日〜数日以上の長期停電
持ち運びやすさポケットに入るほど軽量数kg〜数十kgと重め
モバイルバッテリーとポータブル電源

このように、「短時間の停電しか想定していない」「スマホさえ使えればなんとかなる」と考えている方にとっては、ポータブル電源はオーバースペックに感じてしまうため、「いらない」という結論になりやすいんです。

価格が高く、水や食料などの備蓄が優先されがち

2つ目の理由は、ポータブル電源の導入コストが高いことです。

Jackery(ジャクリ)やEcoFlow(エコフロー)、Anker(アンカー)といった有名メーカーのしっかりした製品を買おうとすると、数万円から、大容量のものだと10万円以上することも珍しくありません。

防災対策としてまず優先すべきなのは、命をつなぐための飲料水や非常食、簡易トイレなどの基本的な備蓄ですよね。

首相官邸の「災害に対するご家庭での備え」でも、まずは最低3日分(推奨は1週間分)の水と食料の備蓄が強く呼びかけられています。

限られた防災予算の中で、水や食料、カセットコンロなどの必須アイテムを揃えるだけで手一杯になり、高価なポータブル電源は後回しにされがちなのが現実です。

いざという時に放電している?日常的な管理の手間

3つ目の理由は、バッテリー製品特有の「管理の手間」です。

ポータブル電源を買って安心してしまい、押し入れの奥にしまいっぱなしにしていると、自然放電によっていざという時に「バッテリー残量がゼロで使えない!」という悲しい事態になりかねません。

ポータブル電源は「買って終わり」ではなく、定期的な充電チェックが必要です!

また、長期間100%の満充電状態や0%の状態で放置すると、バッテリー自体が劣化してしまうリスクもあります。BLUETTI(ブルーティ)やALLPOWERS(オールパワーズ)、DABBSSON(ダブソン)など、最近は劣化しにくいリン酸鉄リチウムイオン電池を採用した長寿命なモデルが増えていますが、それでも全くメンテナンスがいらないわけではありません。

「定期的に引っ張り出して充電残量をチェックするのが面倒くさい」と感じる方にとっては、管理の手間が大きなネックになってしまうのです。

それでも災害時にポータブル電源が「必要」な理由とメリット

それでも災害時にポータブル電源が「必要」な理由とメリット

「防災にポータブル電源は本当に必要か?」と、購入すべきか迷っちゃいますよね!

価格も決して安くはないですし、どのくらい役立つのか全くわからないという方も多いと思います。ですが結論から言うと、災害による長期停電を安全に乗り切るために、ポータブル電源は非常に心強い必須級のアイテムなんです。

ここでは、災害時にポータブル電源がなぜ必要なのか、その具体的なメリットをわかりやすく解説していきます!

長期停電時の「情報収集(スマホ)」と「連絡手段」を確保できる

災害時に一番困るのが、スマートフォンのバッテリー切れですよね。

家族の安否確認はもちろん、SNSやニュースアプリでの被害状況の確認、自治体からの避難情報の受け取りなど、現代の防災においてスマホはまさに「命綱」になります。

小さなモバイルバッテリーだと1〜2回のフル充電で空っぽになってしまいますが、ポータブル電源があれば、家族全員のスマホを何日も充電し続けることができるんです!

実際、首相官邸の「災害に対するご家庭での備え」でも、携帯電話の充電器や予備バッテリーの準備が強く推奨されています。数日間にわたるブラックアウト(大停電)を想定すると、圧倒的な容量を持つポータブル電源があるだけで安心感が全く違います。

長期停電時の「情報収集(スマホ)」と「連絡手段」を確保できる

夏の熱中症・冬の低体温症を防ぐ(扇風機や電気毛布の稼働)

日本の気候は、夏は危険なほどの猛暑、冬は厳しい寒さになることが多いですよね。

もし真夏や真冬に停電してエアコンが使えなくなると、室内であっても熱中症や低体温症のリスクが一気に高まってしまいます。そんな時、ポータブル電源があれば、季節に合わせた冷暖房器具を動かすことができます!

過酷な気温環境から家族の命と健康を直接守ることができるのが、ポータブル電源を備えておく最大のメリットと言っても過言ではありません。

季節災害時に役立つ家電消費電力の目安
扇風機・サーキュレーター20W〜50W
ポータブル冷蔵庫40W〜60W
電気毛布40W〜80W
小型セラミックヒーター600W〜1200W
災害時に役立つ家電と消費電力の目安

消費電力の少ない電気毛布や扇風機なら、中容量のポータブル電源でも長時間使えます!

在宅避難のストレスを軽減(冷蔵庫や電子レンジ、照明の維持)

最近は、自宅が倒壊する危険がなければ、そのまま住み慣れた自宅で避難生活を送る「在宅避難」が推奨されていま。

でも、電気が使えない真っ暗な部屋で、冷たいレトルト食品ばかりを食べる生活は、精神的にも肉体的にもかなりのストレスになってしまいます。

Jackery(ジャクリ)やEcoFlow(エコフロー)、Anker(アンカー)などが販売している高出力なポータブル電源を用意しておけば、電子レンジを動かして温かい食事を作ったり、家庭用の冷蔵庫を稼働させて中の食材が腐るのを防いだりできるんです!

また、夜間もLEDランタンや部屋のスタンドライトを明るく点灯させることができます。

小さなお子様やペットがいるご家庭でも、できるだけ普段に近い快適な環境で安心して過ごせるのは、ポータブル電源ならではの素晴らしいメリットですね!

【体験談】実際の災害・停電時にどう役立った?

【体験談】実際の災害・停電時にどう役立った?

「防災にポータブル電源は必要か?」
いざという時に本当に役立つのか、実際の災害や停電を経験した方のリアルな声を見ていきましょう!

ここでは、過去の大規模停電でポータブル電源がどのように活躍したのか、具体的なエピソードをわかりやすく解説していきます!

数日間のブラックアウト(大停電)を乗り切ったエピソード

2018年に発生した北海道胆振東部地震では、道内全域が数日間にわたって停電する「ブラックアウト」が起きました。この時、ポータブル電源を持っていた家庭とそうでない家庭で、生活の質や安心感に大きな差が出たと言われています。

実際に被災された方の体験談では、次のような場面でポータブル電源が活躍しました!

役立ったシーン具体的な体験談・メリット
スマホの充電と情報収集家族全員のスマホを何度も充電でき、ニュースの確認や家族の安否確認がスムーズにできた。
夜間の照明確保LEDランタンなどを長時間点灯でき、真っ暗闇の不安やストレスが大きく軽減された。
冷蔵庫の稼働JackeryやEcoFlowなどの大容量モデルを使い、中の食材を腐らせずに済んだ。
暑さ・寒さ対策夏の停電では扇風機、冬は電気毛布を動かすことができ、過酷な環境下での体調不良を防げた。

数時間程度の停電ならモバイルバッテリーでも対応できますが、数日間にわたる長期停電となると、やはり大容量のポータブル電源が必要不可欠になってきますよね!AnkerやBLUETTIなどの高出力モデルなら、電子レンジやIH調理器も動かせるので、温かい食事をとることも可能になります。

赤ちゃんのミルク作りや、医療機器(CPAP等)使用者のリアルな声

災害時、特に配慮が必要なのが、小さなお子さんがいるご家庭や、医療機器を日常的に使用している方々です。こういったケースでも、ポータブル電源は「命と健康を守る」ための重要な役割を果たしています!

「お湯が沸かせて赤ちゃんのミルクを作れた!」
停電でガスや電気が止まると、お湯を沸かすのにも一苦労です。
しかし、ALLPOWERSやDABBSSONのポータブル電源と電気ケトルを組み合わせることで、安全かつスピーディーにお湯を用意できたという声が多く寄せられています。

余震が続く暗い中でも、火を使わずに済むのは防災の観点からも非常に安心ですよね!

「CPAP(睡眠時無呼吸症候群の治療器)が朝まで使えて助かった」
睡眠中に使用するCPAPなどの医療機器は、電源が切れると命に関わる不安があります。

ポータブル電源をバックアップ電源として活用することで、停電の夜でも安心して眠ることができたというリアルな体験談は、ポータブル電源の必要性を強く物語っています。

医療機器を使用する場合は、必ず機器の消費電力(W)とポータブル電源の出力・容量(Wh)を事前に確認しておきましょう!
また、停電時に自動でバッテリー給電に切り替えてくれる「UPS(無停電電源装置)機能」が付いたモデルを選ぶと、就寝中の突然の停電でも機器が止まることなく、より確実に対策できますよ!

どっちを選ぶ?ポータブル電源と「他の非常用電源」を徹底比較

どっちを選ぶ?ポータブル電源と「他の非常用電源」を徹底比較

防災対策としてポータブル電源が必要かどうか検討する際、「他の非常用電源とどう違うの?」と疑問に思う方も多いですよね!

停電や災害時に役立つ電源には、ポータブル電源のほかに「エンジン発電機」「モバイルバッテリー」「家庭用蓄電池」などがあります。どの商品がどういいのか全くわからないという方のために、それぞれの特徴やメリット・デメリットをわかりやすく解説していきます!

用途や予算、住環境によって最適な非常用電源は異なります。まずは全体の違いを比較表で確認しましょう!

種類ポータブル電源エンジン発電機モバイルバッテリー家庭用蓄電池
主な用途家電の稼働、スマホ充電高出力な家電の稼働スマホや小型機器の充電家全体の電力カバー
室内での使用安全に使用可能不可(一酸化炭素中毒の危険)安全に使用可能安全に使用可能(設置型)
持ち運び可能(容量による)可能だが重い・燃料が必要非常に容易不可(工事が必要)
導入コスト数万〜数十万円数万〜十数万円数千〜数万円百万円以上(工事費込み)
災害時に役立つ電源比較

【vs エンジン発電機】ガソリン・カセットガス式との違い

エンジン発電機は、ガソリンやカセットガスを燃料にして電気を作る機器です。非常に高出力で、燃料さえあれば長期間電気を作り出せるのが強みです。

しかし、最大のデメリットは室内では絶対に使用できないという点です。

エンジンを動かす際に排気ガスが出るため、室内やテント内などの換気が不十分な場所で使用すると、一酸化炭素中毒を引き起こす非常に高い危険性があります。実際に、経済産業省などからも、停電時の発電機の屋内使用について強い注意喚起が行われています。

また、稼働時の騒音も大きいため、住宅街や夜間のマンションのベランダなどで使うのは近隣トラブルの原因になりがちです。

一方でポータブル電源は、JackeryやEcoFlow、BLUETTIなどの製品をはじめ、排気ガスや騒音が全く出ないため、室内で安全かつ静かに使用できるのが最大のメリットです。

マンション住まいの方や、赤ちゃん・ペットがいるご家庭の防災グッズとしては、ポータブル電源の方が圧倒的に使いやすいですよね!

【vs モバイルバッテリー】スマホ充電だけで十分?

「数時間の停電ならモバイルバッテリーで十分では?」と考える方も多いかもしれません。確かに、Ankerなどの大容量モバイルバッテリーをいくつか備蓄しておけば、スマートフォンの充電や小型のUSB扇風機を動かす程度なら十分対応できます。

しかし、災害による停電が長引いた場合、モバイルバッテリーだけでは限界があります。ポータブル電源が必要になるのは、次のようなコンセント(AC電源)が必要な家電を動かしたい場合です。

  • 夏の熱中症対策としての扇風機やスポットクーラー
  • 冬の低体温症を防ぐための電気毛布やヒーター
  • 食料を長持ちさせるための冷蔵庫
  • 温かい食事をとるための電子レンジや電気ケトル

命と健康を守るための家電を動かすには、モバイルバッテリーの出力と容量では到底足りません。本格的な防災対策を考えるなら、ポータブル電源を備えておく安心感は計り知れません。

【vs 家庭用蓄電池】工事不要でコスパが良いのはどっち?

家庭用蓄電池は、自宅の電気系統に直接組み込む大型のバッテリーです。太陽光パネルと連携させれば、停電時でも家中の電気を自動でカバーできる最強の防災設備と言えます。

しかし、ネックとなるのはその高額な導入費用と設置工事です。資源エネルギー庁のデータなどを参考にすると、本体代と工事費を合わせて100万円〜200万円以上のコストがかかることが一般的です。

対してポータブル電源は、ALLPOWERSやDABBSSONなどの大容量モデルであっても、十数万円〜三十万円程度で購入可能です。大がかりな設置工事が不要で、届いたその日からすぐにコンセントに挿して使えるため、非常にコストパフォーマンスが高いのが魅力です。

また、家庭用蓄電池は家に固定されてしまいますが、ポータブル電源なら車中泊やキャンプ、避難所への持ち出しなど、状況に合わせて柔軟に持ち運べるのも大きな違いです。

「まずは手軽に、でもしっかりとした停電対策を始めたい」という方には、ポータブル電源が確実な選択肢となります!

いざという時に失敗しない!防災用ポータブル電源の選び方

いざという時に失敗しない!防災用ポータブル電源の選び方

「防災のためにポータブル電源が必要かどうかの判断はついたけれど、種類が多すぎてどれを選んでいいか迷っちゃいますよね!」

いざ災害が起きたときに「容量が足りなくて使えなかった…」「重すぎて避難所に持ち運べなかった…」なんてことになったら大変です。防災目的でポータブル電源を選ぶときは、日常使いとは違った「災害時ならではの視点」がとても重要になります。

そこで今日は、ポータブル電源を確実に選べるようになるために、わかりやすく解説していきます!

何日分の電気が必要?「容量(Wh)」と「出力(W)」の目安

ポータブル電源を選ぶときに一番最初に見るべきなのが、「容量(Wh:ワットアワー)」と「定格出力(W:ワット)」です。なんだか難しそうな言葉ですが、とっても簡単ですよ!

容量(Wh)は「どれくらいの時間、電気を出し続けられるか」というタンクの大きさ、出力(W)は「どれくらい消費電力が大きい家電を動かせるか」というパワーのことを指しています。

防災用として何日分の電気をカバーしたいかによって、必要な目安が変わってきます。以下の表で、ご自身の家族構成や使いたい家電に合わせてチェックしてみてくださいね!

使いたい家電の消費電力(W)の合計よりも、ポータブル電源の定格出力(W)が大きいものを選びましょう!

想定する停電期間おすすめの容量(Wh)おすすめの出力(W)使える家電のイメージ
半日〜1日程度(最低限の備え)500〜700Wh500〜800Wスマホ充電、LEDランタン、扇風機、電気毛布(弱)
1〜3日程度(家族で安心)1000〜1500Wh1000〜1500W上記+小型冷蔵庫、炊飯器、ケトル、テレビ
3日以上(在宅避難を快適に)2000Wh以上2000W以上上記+電子レンジ、IHクッキングヒーター、ドライヤー

発火リスクが低く長寿命な「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選ぶ

防災用のポータブル電源を選ぶなら、絶対にチェックしてほしいのが「使われている電池の種類」です!

ひと昔前までは「三元系リチウムイオン電池」が主流でしたが、最近のトレンドは断然「リン酸鉄リチウムイオン電池」です。

リン酸鉄リチウムイオン電池は、熱安定性が非常に高く、万が一の衝撃や過充電でも発火・爆発のリスクが極めて低いのが最大の特徴です。

さらに、寿命(充放電サイクル回数)も三元系が約500〜800回なのに対し、リン酸鉄は約3000回以上と圧倒的に長持ち!10年近く安心して使えるので、いざという時の備えとしてこれほど心強いものはありませんよね。

三元系とリン酸鉄リチウムイオンの比較

避難時に持ち運べる重さか?(サイズと重量のバランス)

「大容量のほうが安心だから、一番大きいのにしよう!」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください!
ポータブル電源は、容量が大きくなればなるほど、サイズも大きく、そして重くなります。

2000Whを超えるような超大容量モデルになると、重量が20kgを超えることも珍しくありません。

自宅にとどまる「在宅避難」なら重くても問題ありませんが、もし避難所へ持ち出す可能性があるなら、女性や高齢の方でも無理なく運べる重さ(約10kg前後まで)を選ぶのが正解です。

防災においては、「どこでどう使うか」をリアルに想像して、容量と重さのバランスを見極めることが大切ですよ!

信頼できるメーカーの「安全性(BMS)」と「保証体制」

最後に忘れてはいけないのが、メーカーの信頼性と安全性です。ポータブル電源は大きなエネルギーをためておく機器なので、安全を管理するシステム「BMS(バッテリーマネジメントシステム)」がしっかり搭載されているものを選びましょう。

また、いざ使おうと思ったときに故障していたら元も子もありません。

長期保証がついていて、日本国内にサポート窓口があるメーカーを選ぶことで、購入後も安心して備えることができます。

防災グッズとしてポータブル電源を検討している方には、Jackery(ジャクリ)、EcoFlow(エコフロー)、Anker(アンカー)、BLUETTI(ブルーティ)、ALLPOWERS(オールパワーズ)、DABBSSON(ダブソン)といった、実績がありサポート体制が充実している有名ブランドから選ぶことを強くおすすめします!

【2026最新】防災・災害対策におすすめのポータブル電源5選

【2026最新】防災・災害対策におすすめのポータブル電源5選

防災のためにポータブル電源が必要かどうか検討して、いざ買おうと思っても、どの商品がどういいのか全くわからない・・・。そこで今日は、ポータブル電源を確実に選べるようになるために、わかりやすく解説していきます!

【1〜2日の停電に】持ち運びやすい中容量モデル(500〜700Wh)

まずは、スマホの充電や扇風機、電気毛布などを1〜2日程度動かすのにぴったりな中容量モデルです。女性や高齢の方でも持ち運びやすく、日常使いもしやすいのが特徴ですよ!

1. Jackery(ジャクリ) ポータブル電源 500 New

ポータブル電源の定番といえば、やっぱりJackeryですよね!その中でも「500 New」は、防災の最初の1台として非常におすすめです。

長寿命なリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載しており、約10年間も毎日使えるほどの耐久性があるのが魅力です。いざという時に「バッテリーが劣化して使えない!」という心配がありません。

2. EcoFlow(エコフロー) RIVER 2 Pro

充電スピードの速さで選ぶなら、EcoFlowの「RIVER 2 Pro」が圧倒的です!

停電のニュースを見てからでも、わずか70分で満充電にできるスピードは本当に心強いですよね。急な災害時でもすぐに持ち出せる機動力の高さが防災において大きなメリットになります。

中容量モデルは、日常のキャンプや車中泊でも使いやすいので、普段から使って慣れておく「フェーズフリー」な備えに最適です!

【家族の数日分をカバー】安心の大容量モデル(1000Wh〜)

続いては、家族3〜4人分のスマホ充電や、冷蔵庫、電子レンジなどの消費電力が大きい家電も動かせる大容量モデルです。長期停電が不安な方は、このクラスが安心ですよ!

3. Anker(アンカー) Solix C1000 Gen2 Portable Power Station

モバイルバッテリーで有名なAnkerが本気で作った大容量モデルです。1000Whクラスなのに、一般的な同容量帯の製品と比べて約15%もコンパクトに設計されています。

Anker Solix C1000 Gen 2のスペック

Anker Solix C1000 Gen 2は、容量1024Wh・定格1550Wで家庭用家電の約99%を動かせる高出力ポータブル電源。

独自技術HyperFlashにより約54分で満充電でき、前モデル比で約7%小型化・約12%軽量化した世界最小クラスのコンパクト設計を実現しています。

リン酸鉄リチウムイオン電池とInfiniPower設計により、約4,000回の充放電でも容量80%以上を維持し、毎日使っても10年クラスの長寿命が特徴。

防災用途では約10msで切り替わるUPS機能を備え、停電時も電源を自動バックアップできる点も大きな魅力です。

おすすめ用途
  • 防災(停電対策)
  • 車中泊・キャンプ
  • 急いで満充電にしたい人
容量定格出力最大出力
1,024Wh1,550W瞬間最大2,300W
重さ大きさ充電時間
約11.3kg約38.4 × 20.8 × 24.4 cm最短54分
充電回数ソーラー充電出力ポート

約4,000回
AC出力×5
USB-A×1
USB-C×3
シガーソケット×有
バッテリー拡張保証期間UPS機能
5年
アプリ対応バッテリー種類パススルー機能
リン酸鉄リチウムイオン電池

置き場所に困らないコンパクトさと、いざという時に頼れる大出力を両立しているので、マンションでの在宅避難にもぴったりです!

4. BLUETTI(ブルーティ) AC180

BLUETTIの「AC180」は、1152Whの大容量と1800Wの高出力を誇る頼もしい一台です。ドライヤーや電気ケトルなど、熱を発する家電も問題なく動かせます!

BLUETTI AC180

BLUETTI AC180は容量1152Wh・定格1800Wの高出力モデルで、「電力リフト機能」により電気ポットやドライヤーなど最大2700Wクラスの電熱家電にも対応できるのが特徴です。

AC入力最大1440Wの急速充電で約45分で80%、約1時間強で満充電が可能で、リン酸鉄リチウム電池により約3500回以上・10年クラスの長寿命を実現しています。

AC4口・USB‑C・USB‑A・シガーソケット・ワイヤレス充電など多彩なポート、アプリ連携、UPS機能も備え、キャンプから防災まで使いやすいポータブル電源です。

おすすめ用途
  • 電子レンジ・ドライヤー・電気ケトルなど高出力家電を使うキャンプ・車中泊
  • 災害時の家庭用バックアップ電源(炊飯器、IH、暖房器具、冷蔵庫など)
  • ノートPCやモニターを使うワーケーション・屋外イベントでの電源確保
容量定格出力最大出力
1,152Wh1,800W瞬間最大3,600W
重さ大きさ充電時間
約16.4kg340mm × 247mm × 317mm1.3〜1.8時間
充電回数ソーラー充電出力ポート
約3,500回AC出力×4
USB-A×4
USB-C×1
シガーソケット×有
バッテリー拡張保証期間UPS機能
5年
アプリ対応バッテリー種類パススルー機能
リン酸鉄リチウムイオン電池

また、今回は5選として詳しく紹介しきれませんが、コスパの良さで知られるALLPOWERS(オールパワーズ)の同容量帯モデル(R1500など)も、予算を抑えたい方にはとても人気がありますよ。

【家電をフル活用】超大容量・高出力モデル(2000Wh〜)

最後は、エアコンやIHクッキングヒーターまで動かせる超大容量モデルです。これがあれば、停電時でもほぼ普段通りの生活が送れちゃいます!

5. DABBSSON(ダブソン) DBS2300 Plus

最近注目を集めているのが、DABBSSONの「DBS2300 Plus」です。なんと、電気自動車にも使われる「半固体リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用しています。

Dabbsson DBS2300 Plusの主要スペック

Dabbsson DBS2300 Plusは、容量2330Wh・定格出力2200W(P-Boostで3000W、瞬間最大4400W)の高性能ポータブル電源です。

EV半固体リン酸鉄リチウム電池を採用し、4500回の充放電サイクルで15年以上の長寿命を実現。
重量26.2kgの軽量設計で拡張性も高い(最大16660Wh、並列接続対応)。

AC1500W急速充電(1.5時間で80%)、ソーラー800W入力、アプリ遠隔操作、EPS(15ms切替)、静音25dBが特徴で、14ポート同時出力可能です。

おすすめの用途

  • 家庭防災・停電対策: 冷蔵庫・照明・PC・テレビを数日稼働、EPSで自動バックアップ。
  • キャンプ・車中泊: 電子レンジ・IH・エアコン対応、複数人で2-3日使用可能。
  • アウトドア・イベント: 高出力で家電97%対応、拡張で大規模電源に。
容量定格出力最大出力
2,330Wh2,200W瞬間最大4,400W
重さ大きさ充電時間
26.2 kg432 x 254.5 x 303.5 mm2時間
充電回数ソーラー充電出力ポート
4,000回AC出力×4
USB-A×3
USB-C×3
シガーソケット×有
バッテリー拡張保証期間UPS機能
5年
アプリ対応バッテリー種類パススルー機能
半個体リン酸鉄リチウムイオン電池

従来のリチウムイオン電池よりもさらに発火リスクが低く、安全性が極めて高いため、家の中にずっと置いておく防災用として最高クラスの安心感があります!

おすすめ5機種のスペック比較表

今回ご紹介した5つの機種のスペックをわかりやすく表にまとめました!どれを選ぶか迷った時の参考にしてくださいね。

メーカー・機種容量 / 定格出力重量防災におすすめの理由
Jackery 500 New512Wh / 500W約5.7kg軽量で長寿命。初心者の最初の1台に最適
EcoFlow RIVER 2 Pro768Wh / 800W約7.8kg業界最速クラスの急速充電で急な停電にも対応
Anker Solix C1000 Gen21024Wh / 1550W約11.3kgコンパクト設計で収納しやすく、サポートも安心
BLUETTI AC1801152Wh / 1800W約16.0kg高出力でドライヤーやケトルも余裕で動かせる
DABBSSON DBS23002330Wh / 2200W約26.2kg半固体電池採用で最高クラスの安全性と超大容量

ポータブル電源は決して安い買い物ではありませんが、いざという時の安心感は計り知れません。各メーカーの最新情報や詳細なスペックは、Jackery公式サイトやEcoFlow公式サイトなどでも詳しく確認できるので、ぜひご自身の目でチェックしてみてくださいね!

長期停電に備えるなら「ソーラーパネル」とのセットが最強

長期停電に備えるなら「ソーラーパネル」とのセットが最強

ポータブル電源って種類が多くて、どの商品がどういいのか全くわからない・・・。

そこで今日は、防災においてポータブル電源が本当に必要かを判断し、確実に選べるようになるために、ソーラーパネルとのセットの重要性についてわかりやすく解説していきます!

災害時の停電が数日に及ぶと、ポータブル電源単体ではどうしてもバッテリーが底をついてしまいます。長期停電に備えるなら、太陽光で充電できるソーラーパネルとのセットが圧倒的に安心です。

電気が復旧しなくても自給自足できるメリット

地震や台風などの大規模災害では、電力網の復旧に1週間以上かかるケースも珍しくありません。首相官邸の「災害に対するご家庭での備え」でも、ライフライン停止に備えた対策の重要性が指摘されています。

ポータブル電源単体では蓄えた電気を使い切ったら終わりですが、ソーラーパネルがあれば日中に発電して夜間に使うという電気の自給自足が可能になります。

ソーラーパネルがあれば、停電が長引いてもスマホの充電や扇風機、冷蔵庫の稼働を継続できます!

防災用ソーラーパネル選びの注意点とおすすめの組み合わせ

ソーラーパネルを選ぶ際は、お持ちのポータブル電源の入力規格(電圧や端子の形状)に合っているかどうかが最大の注意点です。

他社製を組み合わせるとうまく充電できないことがあるため、基本的には同じメーカーの純正品を選ぶのが鉄則です。Jackery、EcoFlow、Anker、BLUETTI、ALLPOWERS、DABBSSONといった主要メーカーは、どれも専用の高性能ソーラーパネルを展開しています。

また、出力(W数)も重要です。天候によって発電量は左右されるため、必要最低限ではなく少し余裕を持った出力のパネルを選びましょう。折りたたみ式であれば、避難所への持ち運びや収納にも便利です。

メーカーおすすめの組み合わせ例特徴と防災へのメリット
Jackery中容量電源 + 100Wパネル軽量で持ち運びやすく、マンションのベランダなど限られたスペースでも展開しやすいです。
EcoFlow大容量電源 + 220W両面パネル裏面からも光を吸収して効率よく発電するため、短時間でたっぷり充電したい方に最適です。
Anker長寿命電源 + 100W/200Wパネル角度調整が簡単で、太陽の向きに合わせて最適な発電効率を維持できる設計が魅力です。
BLUETTI大容量電源 + 200W/350Wパネル高い変換効率を誇り、曇りの日でも比較的安定して電力を確保しやすい強みがあります。
ALLPOWERS軽量電源 + 100W/140Wパネルコストパフォーマンスに優れており、初めてソーラーパネルを導入する方におすすめです。
DABBSSON超大容量電源 + 200Wパネル拡張バッテリーと組み合わせることで、大家族でも数日間の停電を乗り切れるシステムを構築できます。

災害時は天気が悪い日も想定されるため、パネルの出力は大きめを選ぶと安心感が違います!

ポータブル電源とソーラーパネルをセットで備えておけば、いざという時の防災対策としてだけでなく、普段のキャンプや節電目的でも大活躍してくれますよ!

買っただけではダメ!ポータブル電源の正しい管理と注意点

買っただけではダメ!ポータブル電源の正しい管理と注意点

防災にポータブル電源は必要か?と聞かれたら、間違いなく「必要」と答えますが、実は買っただけで安心して押し入れにしまいっぱなしにするのはとっても危険なんですよね!

いざ停電したときに「あれ、電源が入らない…」なんてことになったら、せっかくの備えが台無しになってしまいます。

そこで今日は、ポータブル電源をいざという時に確実に使えるようにするための、正しい管理方法と注意点をわかりやすく解説していきます!

いざという時に空っぽ!? 劣化を防ぐ「充電残量(60〜80%)」のキープ法

ポータブル電源に内蔵されているリチウムイオン電池は、100%の満充電のまま長期間放置したり、逆に0%の状態で放置したりすると、バッテリーが著しく劣化してしまう性質があります。

防災用として保管する場合、充電残量を60〜80%程度にキープしておくことが、バッテリーを長持ちさせる最大のコツです!

最近主流となっているリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載したモデルであれば、自然放電が少なく劣化にも強いですが、それでも定期的な残量チェックは欠かせません。JackeryやEcoFlowといった主要メーカーでも、長期間使用しない場合は適切な残量での保管が推奨されています。

ここで、バッテリーの保管状態による劣化リスクをわかりやすく表にまとめてみました!

保管時の充電残量バッテリーへの影響おすすめ度
100%(満充電)内部に負荷がかかり続け、劣化や膨張の原因になる
60〜80%バッテリーへの負担が最も少なく、劣化を防げる
0%(過放電)深放電状態となり、二度と充電できなくなる恐れがある×

また、保管場所も重要です。Anker Japanの公式サイトでも解説されているように、高温多湿を避け、直射日光の当たらない風通しの良い涼しい場所で保管するようにしてくださいね。

半年に1回は使ってみる「日常使い(フェーズフリー)」のすすめ

防災グッズとしてポータブル電源が必要か迷っている方におすすめしたいのが、「フェーズフリー」という考え方です!

フェーズフリーとは、日常時と非常時(災害時)の垣根をなくし、普段使っているものをそのまま防災にも役立てるというスタイルのこと。

フェーズフリーな使い方

ポータブル電源を押し入れの奥にしまい込むのではなく、普段からリビングに出しておき、スマホの充電やベランダでのテレワーク、週末のキャンプなどで日常的に使うのが一番のメンテナンスになります!

BLUETTIやALLPOWERS、DABBSSONなどのポータブル電源は、インテリアに馴染むスタイリッシュなデザインのものも多いので、出しっぱなしでも気になりません。

最低でも半年に1回、できれば3ヶ月に1回は実際に家電を繋いで電気を使い、その後また60〜80%まで充電して保管するというサイクルを作ると、いざという時の動作確認にもなって安心です!

使える家電の「消費電力」を事前に計算しておく

災害が起きてから「この家電、動くかな?」と試すのはとってもリスキーですよね!

ポータブル電源にはそれぞれ「定格出力(W)」という、動かせる家電のパワーの限界が決まっています。そのため、停電時に使いたい家電の消費電力を事前に把握しておくことが大切です。

一般的な家電の消費電力の目安を表にまとめましたので、参考にしてみてくださいね!

家電の種類消費電力の目安(W)必要なポータブル電源の出力目安
スマートフォン充電10〜20W小型モデル(300W〜)でも十分対応可能
扇風機・電気毛布30〜60W小型〜中型モデル(500W〜)で長時間稼働
液晶テレビ80〜150W中型モデル(700W〜)がおすすめ
電子レンジ・ドライヤー1000〜1500W大型・高出力モデル(1500W〜)が必須

特に、熱を発生させる家電(ドライヤーや電子レンジ、電気ケトルなど)は非常に大きな電力を消費します。お持ちのポータブル電源の定格出力を超える家電を繋ぐと、安全装置が働いて電気が止まってしまうので注意が必要です。

いざという時に慌てないためにも、普段から「このポータブル電源でどの家電が何時間使えるか」をシミュレーションして、防災への備えを万全にしていきましょう!

まとめ:ポータブル電源は「命と生活を守る」現代の必須防災グッズ

まとめ:ポータブル電源は「命と生活を守る」現代の必須防災グッズ

必要性と選び方のおさらい

「防災にポータブル電源はいらないのでは?」と思う方も多いですよね!

でも、数日間にわたる長期停電を想定すると、スマホでの情報収集や、扇風機・電気毛布を使った熱中症・低体温症対策、そして冷蔵庫や電子レンジを動かして在宅避難のストレスを減らすために、ポータブル電源は絶対に必要なんです!

選び方の結論としては、発火リスクが低くて長持ちする「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用しているモデルを選ぶのが大正解!

そして、何日分の電気を使いたいのか、どんな家電を動かしたいのかに合わせて「容量(Wh)」と「出力(W)」のバランスをしっかり確認していきましょう!

予算や家族構成に合わせて、無理のない備えを始めよう

ポータブル電源って種類が多くて、どれを選んでいいか迷っちゃいますよね!

でも、一人暮らしなら持ち運びやすい500Wh程度の中容量モデル、家族が多いなら1000Wh以上の大容量モデルというように、ご自身の環境に合わせて選べば失敗しません!

さらに、ソーラーパネルとセットで備えておけば、長引く停電でも電気が自給自足できて安心です。買った後は半年に1回は日常で使ってみて、いざという時にバッテリーが空っぽ…なんてことがないように管理していくことも大切です。

ポータブル電源は、災害時にあなたと大切な家族の「命と生活を守る」必須アイテムです!ぜひこの記事を参考に、ご自身の予算や家族構成に合わせて、無理のない範囲でしっかりとした備えを始めていきましょう!

SOL|ポータブル電源ラボ編集部
電気工事士
沖縄在住/現役の電気工事士
台風による停電を何度も経験
家庭の停電対策としてポータブル電源を研究
「容量・出力・安全性」を現場目線で分かりやすく解説
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