ポータブル電源とソーラーパネルのセット選び|Jackery・BLUETTI・Dabbsson・Ankerを電気工事士が比較

ポータブル電源とソーラー充電の人気セット!2026年最新版

ポータブル電源とソーラーパネルのセットは、本体のソーラー入力の上限に収まるパネルを選びます。パネルのW数が上限を超えても充電は速くならず、電圧や端子が合わなければつながらないこともあります。

ソーラーパネル付きの発電機を探している方も、見る数字は同じです。本体の容量と、ソーラー入力の上限・電圧・端子です。

僕の手元にある3台(Jackery Explorer 1000 New・Dabbsson 2000L・BLUETTI AORA 30 V2)は、どれもメーカー公式がパネル付きのセットを売っています。

💡 この記事のポイント セットは本体に合うパネルが決まっていて、ケーブルも付きます
選ぶときは、パネルのW数が本体の上限以下か、電圧と電流が範囲に収まるか、端子が合うかを見ます
公式でセットを出しているのは、Jackery・BLUETTI・Dabbsson・Ankerの4メーカーです
防災用なら、停電時の自動切替の速さも見ます(Jackery 1000 Newは20ミリ秒未満)

ソーラーパネルが必要かどうかや充電時間の理屈はポータブル電源にソーラーパネルは必要?でくわしく見ています。元が取れるかはポータブル電源とソーラーパネルで元は取れる?で計算しています。停電への備えは内閣府の防災情報のページが参考になります。

目次

ポータブル電源 ソーラーパネル セットの選び方

セット選びで迷うのは、どのパネルを本体に合わせるかです。見るのは本体のソーラー入力の上限で、ここを超えるパネルを付けても充電は速くなりません。

まず本体の上限を確かめます。

本体のソーラー入力の上限の棒グラフ。BLUETTI AORA 30 V2が200W、Jackery 1000 Newと2000 Newが400W、Dabbsson 2000Lが800W、Jackery 3000 Newが1,000W

ポータブル電源 ソーラーパネル セット|選ぶ3つの条件

パネルのW数が本体の上限以下で、電圧と電流が範囲に収まり、端子が合う。この条件がそろえば、本体とパネルは問題なくつながります。

スクロールできます
条件見る数字例
パネルのW数本体のソーラー入力の上限以下にするJackery 1000 Newは最大400W=200Wパネル2枚まで
電圧・電流本体の入力範囲に収まるかDabbsson 2000Lは12-60V・最大20A、AORA 30 V2は12V〜28V・最大10A
端子本体とパネルの端子の形が合うかAORA 30 V2はMC4なら他社も使える/Dabbsson 210WはMC4/EcoFlow 220WはXT60iのケーブル一体

ソーラーパネル付き ポータブル電源|セットと別買いの違い

セットは本体の条件に合うパネルが決まっていて、ケーブルも付きます。Jackeryの200Wセットにはパネルと充電ケーブルが同梱され、Dabbsson 2000L+210Wにはソーラー充電ケーブルが付きます。

BLUETTI SORA 60Wは、商品名が「ソーラー充電ケーブル付き」です。AnkerのPS100・PS200 Dualには、MC4&XT-60iケーブル0.5mが付属します。

別買いを考えている方は、W数・電圧・電流・端子を一つずつ確かめます。下は、別買いで条件が合わない例です。

スクロールできます
場面数字結果
Jackery 240・400 + SolarSaga 200本体のDC入力は19V/3.5A・最大66.5W給電が制限される可能性があります
AORA 30 V2 + Dabbsson 210WVoc24.60Vは範囲内だが動作電流10.25A・210W電流と出力が上限を超えます
Jackery 1000 NewやBLUETTIで違うタイプのパネルを混ぜる100Wと200Wの混在は不可(Jackery)/異なるタイプは混在させない(BLUETTI)混在はできません
別売ソーラーパネルの出力・重さ・広げた大きさ・つなぎ方の一覧。BLUETTI SORA 60W、Jackery SolarSaga 200、Dabbsson 210W、Anker PS100・PS200 Dual、EcoFlow 220W軽量両面
📝 この章のまとめ:セットは本体に合うパネルとケーブルが決まっていて、手早く始められます。別買いは、W数・電圧・電流・端子が本体の範囲に収まるかを一つずつ確かめます。

公式のポータブル電源ソーラーセット一覧

本体に合うパネルは、メーカーがセットとして用意しています。本体とパネルがそろうのは、Jackery・BLUETTI・Dabbsson・Ankerの4メーカーです。

下の表に、各メーカーのセットと満充電の目安を並べます。数字は2026年10月18日時点のものです。

スクロールできます
メーカーセット本体の容量・出力パネル満充電の目安
Jackery1000 New +100W1,070Wh・1,500W100W/100 Air/100 Light100Wで約15時間
Jackery1000 New +200W1,070Wh・1,500W200W(JS-200E)約8時間
Jackery2000 New +200W2,048Wh・2,200W200W約15時間
BLUETTIAORA 30 V2 +60W〜130W288Wh・600W60W/100W/130W記載なし
BLUETTIAORA 100 V2 +100W〜220W1,024Wh・1,800W100W/130W/220W記載なし
Dabbsson2000L +210W2,048Wh・2,200W210W記載なし
DabbssonDBS1300 +210W1,330Wh・1,200W210W記載なし
AnkerSolix C300 +PS60288Wh・最大300WPS60 Compact(60W)最短5.5時間
AnkerSolix C800 +PS100 Compact768Wh・1,200WPS100 Compact(100W)最短9時間
AnkerSolix C1000 Gen 2 +PS100/PS200 Dual1,024Wh・1,550WPS100/PS200 DualPS200で最短5.6時間・PS100で最短約12時間
AnkerSolix C2000 Gen 2 +PS100/PS200 Dual2,048Wh・2,000WPS100/PS200 Dual記載なし

発電機 ソーラーパネル付き|ソーラー発電機の呼び名

ソーラーパネル付きの発電機として探している方には、この記事のセットが該当します。Jackeryはこのセットを「Solar Generator」の名前で売っています。

燃料で動くエンジン発電機とは別で、電池に貯めた電気を使う電源です。エンジン発電機との違いは、ガソリン発電機とポータブル電源の違いの記事で比べています。

オフグリッドソーラー セット|大容量の公式セット

大容量を太陽光でまかなう方には、Jackeryと Dabbsson の大容量セットがあります。3000 New・3600 Plusの入力上限は1,000Wです。

  • Jackery 3000 Newセットは3,072Wh・3,000Wで、200Wパネルを最大4枚つなげます
  • 3600 Plusセットは3,584Wh・3,000Wです
  • 5000 Plusセットは5,040Wh・6,000Wです
  • Dabbssonは DBS2300 Plus + DBS3000B(5,330Wh・2,200W)に210W/420Wのパネルとのセットがあります

これらはコンセントにつなぐ家電を動かす電源です。屋根に付ける設備ではありません。屋根の太陽光と蓄電池の費用で別に扱っています。

ポータブル電源 おすすめ ソーラー|容量で選ぶ

ソーラーで選ぶときは、使う電気の量に合う容量帯から入ります。容量帯ごとの公式セットは次のとおりです。

  • 300Wh前後でスマホや小型家電を動かすなら、BLUETTI AORA 30 V2 +60W〜130WやAnker Solix C300 +PS60が向いています
  • 700〜1,300Wh台で家電を動かすなら、Jackery 1000 New +100W/200W、Anker Solix C800 +PS100 Compact、C1000 Gen 2 +PS200 Dual、BLUETTI AORA 100 V2 +220W、Dabbsson DBS1300 +210Wが候補です
  • 2,000Wh台で置いて使うのは、Jackery 2000 New +200W、Dabbsson 2000L +210W、Anker Solix C2000 Gen 2 +PS200 Dualです

用途別のおすすめと、設置の向きや影の避け方は用途別のソーラーセットのおすすめ5選に書いています。

📝 この章のまとめ:公式セットがあるのは Jackery・BLUETTI・Dabbsson・Anker の4メーカーです。300Wh前後・700〜1,300Wh台・2,000Wh台と、使う電気の量に合う容量帯で選びます。

Jackery 1000 Newのソーラーセット

4メーカーのうち、まず僕が1位にしている Jackery Explorer 1000 New から見ます。セットは100Wと200Wの2種類で、最大入力は400Wです。100Wなら4枚・200Wなら2枚までつなげます。

僕は冷蔵庫とWi-Fiルーターのバックアップに、コンセントとの間へつなぎっぱなしで使っています。

単体のレビューはJackery 1000 Newのレビューで書いています。

ソーラー充電 速い 防災用|入力の大きい機種

充電の速さは、本体のソーラー入力の上限で決まります。上限を超えるパネルを足しても、速くはなりません。

Jackery 240・400は本体のDC入力が19V/3.5A・最大66.5Wなので、200Wパネルをつないでも給電が制限される可能性があります。

1000 Newは上限400Wで、満充電の目安は100Wで約15時間・200Wで約8時間・400Wで約3時間です。Dabbsson 2000Lは最大800W、BLUETTI AORA 30 V2は最大200Wと、本体ごとに上限が違います。急いで充電したい方は、入力の大きい機種を選びます。

防災用は、停電したときの自動切替の速さも見ます。

停電時の自動切替の一覧。Jackery 1000 Newが20ミリ秒未満、Dabbsson 2000Lが15ミリ秒未満、BLUETTI AORA 30 V2が10ミリ秒以下、Anker C2000 Gen 2が約0.01秒

Jackery 1000 New|セットの選び方(100Wか200Wか)

100Wセットは100W・100 Air・100 Lightから選べ、200WセットはJS-200Eのパネルです。満充電の目安は、100Wで約15時間、200Wで約8時間です。Jackery 1000 New V3(1,024Wh・1,500W)にも、100W/100 Air/200Wのセットがあります。

2000 New 200Wは、200Wパネル1枚で満充電の目安が約15時間です。別売の Jackery SolarSaga 200 は、展開2,279×597mmで多機能ソーラー充電ケーブル3mでつなぎます。

📝 この章のまとめ:1000 Newはセットが100Wと200Wの2種類で、最大入力400Wです。満充電の目安は100Wで約15時間・200Wで約8時間・400Wで約3時間で、防災用は停電時の切替(20ミリ秒未満)も見ます。

Dabbsson 2000Lと210Wのセット

僕の2位の Dabbsson 2000L は据え置き型で、太陽光入力は12-60V・最大20A・最大800Wです。

210Wパネルは開路電圧24.60V・短絡電流10.77A・MC4で、1枚なら範囲に収まります。2000Lと210Wは、ケーブル付きのセットです。

僕は重くて動かしにくいので、固定した場所で明かりと大型テレビの電源に使っています。

Dabbsson 2000Lの入力範囲と210Wパネルの突き合わせ。電圧12-60Vに開路電圧24.60V、電流最大20Aに短絡電流10.77A、出力最大800Wに210Wで、いずれも範囲内

ダブソン 2000L ソーラー入力|12〜60Vと800W

パネルは本体6.7kg・展開2,215×596mm・変換効率23%・防水防塵IP67です。

210Wパネルは、屋根やキャンピングカーなど屋外への常設には向きません(商品ページの注記)。使うときに広げて、太陽へ向ける形です。

くわしい仕様は Dabbsson 210Wソーラーパネル のページで確認できます。

Dabbsson DBS1300・DBS2300 Plusのセット

容量違いでは、DBS1300 +210Wのソーラー発電セット(1,330Wh・1,200W)と、DBS2300 Plus + DBS3000B(5,330Wh・2,200W)があります。DBS2300 Plusは、210W/420Wのパネルとのセットも選べます。

2000L本体は約18.6kgで、4,000回の充放電後も80%を保ちます。停電時は15ミリ秒未満で切り替わり、保証は5年です。

本体のレビューはDabbsson 2000Lの記事にまとめています。

📝 この章のまとめ:2000Lのソーラー入力は12-60V・最大800Wで、210Wパネル1枚が範囲に収まります。210Wパネルは屋外への常設には向かず、使うときに広げて使う形です。

BLUETTI AORA 30 V2のソーラーセット

3位のAORA 30 V2は手で持ち運ぶ小型機で、セットは+60W・+100W・+130Wの3種類です。

ソーラー入力は12V〜28V・最大10A・最大200Wです。SORA 60Wパネル(開路電圧27.5V・短絡電流2.76A)は、この範囲に収まります。

本体は288Wh・約4.3kg・250×178×167.5mmで、UPSは10ミリ秒以下、保証は5年です。データサーバーやワークステーションなど、高性能UPSが必要な機器には使いません。

僕は現場と車で、工具やスマホの充電に使っています。片手で持ち運べる小型機です。

AORA 30 V2の入力範囲とパネルの突き合わせ。SORA 60Wは電圧・電流・出力とも範囲内、Dabbsson 210Wは電圧は範囲内だが電流10.25Aと出力210Wが上限を超える

bluetti aora 30 v2 ソーラー|12〜28Vと他社パネル

他社パネルは、開放電圧12〜28VでMC4端子のものなら使えます。別売の AORA 30 V2用ソーラー充電ケーブル(MC4→XT60・1.5m)を使います。

SORA 60Wパネル の同梱は、DC5521-XT60コネクター(1.2M)です。異なるタイプのパネルは混ぜません。

BLUETTI AORA 100 V2のソーラーセット

家電まで動かしたい方は、AORA 100 V2(1,024Wh・1,800W)に+100W/130W/220Wのセットがあります。

くわしくはAORA 100 V2の記事とAORA 30 V2の記事を読んでください。

📝 この章のまとめ:AORA 30 V2のセットは+60W〜130Wの3種類で、ソーラー入力は12〜28V・最大10A・最大200Wです。他社パネルも12〜28VとMC4なら使え、家電を動かすなら AORA 100 V2 が候補です。

Ankerのソーラーセットの組み合わせ

続いて、Anker のセットです。Ankerは本体とパネルをセットで売り、パネルはMC4です。

本体は容量ごとに C300 +PS60、C800 +PS100 Compact、そしてC1000 Gen 2とC2000 Gen 2があります。

パネルは2種類です。

  • PS100 Dualは100Wで約2.8kg、展開1,030×600mm
  • PS200 Dualは200Wで約5.2kg、展開1,430×792mm

どちらも防水防塵IP68・変換効率25%・MC4です。

C1000 Gen 2もC2000 Gen 2も、PS100 DualとPS200 Dualのどちらのセットも選べます。

急いで充電したい方は、C1000 Gen 2 なら PS200 Dual のセットで最短5.6時間、PS100 Dual のセットでは最短約12時間です。パネルの保証は、会員登録で最大5年です。

Anker ソーラーパネル セット|C1000 Gen 2か C2000 Gen 2か

C1000 Gen 2は1,024Wh・定格1,550W、C2000 Gen 2は2,048Wh・定格2,000Wです。C2000 Gen 2は、停電時に約0.01秒で自動で切り替わります。家電を動かしたい方は、容量の大きいC2000 Gen 2が候補です。

商品ページは、C1000 Gen 2 +PS100 Dual や C2000 Gen 2 +PS200 Dual があります。くわしくはAnker Solix C1000 Gen 2の記事とC2000 Gen 2の記事で見ています。

📝 この章のまとめ:Ankerのパネルはどれも MC4 です。C1000 Gen 2もC2000 Gen 2も、PS100 DualとPS200 Dualのどちらのセットも選べ、急ぐなら PS200 Dual が候補です。

ソーラーセットのよくある質問

本体だけ買って、あとからパネルを足せますか?

足せます。本体のソーラー入力のW・V・Aと端子が合えば、あとからパネルをつなげます。Jackery 1000 Newは100Wパネルなら4枚、200Wパネルなら2枚までです。

他メーカーのパネルは使えますか?

BLUETTI AORA 30 V2は、開放電圧12〜28VとMC4端子のパネルなら使えます。Dabbsson 2000Lは12-60Vの範囲です。Jackeryは、本体ごとの接続条件(最大入力Wと枚数)の範囲で選びます。

ソーラーパネルは必要ですか?

2泊以上のキャンプや、数日続く停電の備えで必要になります。判断の基準は、ソーラーパネルは必要かの記事で説明しています。

元は取れますか?設置の向きは?

電気代だけで見ると元は取れにくい、という結論と計算は元が取れるかの記事にあります。設置の向きや影の避け方は用途別の記事で見ています。

まとめ:入力に合うセットを選ぶ

  • 本体のソーラー入力の上限・電圧・端子を先に見て、合うパネルを選びます
  • 僕の手元の3台は、どれもメーカー公式がパネル付きのセットを売っています
  • 防災用は停電時の切替の速さも見ます(Jackery 1000 Newは20ミリ秒未満)

別買いなら、W数・電圧・電流・端子の4つを、本体の範囲と突き合わせます。

ほかのセットは、Dabbsson 2000L +210W、BLUETTI AORA 30 V2 +60W、Anker Solix C1000 Gen 2 +PS200 Dual が候補です。別買いのパネルなら、EcoFlow 220W軽量両面ソーラーパネル もあります。

EcoFlowは本体とパネルを別々に選びます。本体は定格2,000Wクラスのポータブル電源が、Amazonの販売ページで買えます。

ソーラーパネルが必要か・元が取れるか・設置の向きは、次の3本にあります。

参照

  • Jackery公式サイト(Solar Generator 1000 New 200W・Explorer 1000 New・1000 New V3・SolarSaga 200 の商品ページ、ソーラーパネル購入ガイド)
  • Dabbsson公式サイト(2000L・210Wソーラーパネル・ソーラー充電ケーブル・DBS1300・DBS2300 Plus の商品ページ)
  • BLUETTI公式サイト(AORA 30 V2 取扱説明書、SORA 60W・AORA 100 V2・AORA 30 V2用ソーラー充電ケーブルの商品ページ)
  • Anker公式サイト(Solix C300・C800・C1000 Gen 2・C2000 Gen 2、PS100 Dual・PS200 Dual の商品ページ)
  • EcoFlow公式サイト(220W軽量両面ソーラーパネルの商品ページ)。各数字は2026年10月18日時点の内容です
SOL|ポータブル電源ラボ編集部
第二種電気工事士
沖縄在住/第二種電気工事士
台風による停電を何度も経験
家庭の停電対策としてポータブル電源を研究
「容量・出力・安全性」を公式情報をもとに分かりやすく解説
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次