ポータブル電源とソーラーパネルのセットは、本体のソーラー入力の上限に収まるパネルを選びます。パネルのW数が上限を超えても充電は速くならず、電圧や端子が合わなければつながらないこともあります。
ソーラーパネル付きの発電機を探している方も、見る数字は同じです。本体の容量と、ソーラー入力の上限・電圧・端子です。
僕の手元にある3台(Jackery Explorer 1000 New・Dabbsson 2000L・BLUETTI AORA 30 V2)は、どれもメーカー公式がパネル付きのセットを売っています。
選ぶときは、パネルのW数が本体の上限以下か、電圧と電流が範囲に収まるか、端子が合うかを見ます
公式でセットを出しているのは、Jackery・BLUETTI・Dabbsson・Ankerの4メーカーです
防災用なら、停電時の自動切替の速さも見ます(Jackery 1000 Newは20ミリ秒未満)
ソーラーパネルが必要かどうかや充電時間の理屈はポータブル電源にソーラーパネルは必要?でくわしく見ています。元が取れるかはポータブル電源とソーラーパネルで元は取れる?で計算しています。停電への備えは内閣府の防災情報のページが参考になります。
ポータブル電源 ソーラーパネル セットの選び方
セット選びで迷うのは、どのパネルを本体に合わせるかです。見るのは本体のソーラー入力の上限で、ここを超えるパネルを付けても充電は速くなりません。
まず本体の上限を確かめます。

ポータブル電源 ソーラーパネル セット|選ぶ3つの条件
パネルのW数が本体の上限以下で、電圧と電流が範囲に収まり、端子が合う。この条件がそろえば、本体とパネルは問題なくつながります。
| 条件 | 見る数字 | 例 |
|---|---|---|
| パネルのW数 | 本体のソーラー入力の上限以下にする | Jackery 1000 Newは最大400W=200Wパネル2枚まで |
| 電圧・電流 | 本体の入力範囲に収まるか | Dabbsson 2000Lは12-60V・最大20A、AORA 30 V2は12V〜28V・最大10A |
| 端子 | 本体とパネルの端子の形が合うか | AORA 30 V2はMC4なら他社も使える/Dabbsson 210WはMC4/EcoFlow 220WはXT60iのケーブル一体 |
ソーラーパネル付き ポータブル電源|セットと別買いの違い
セットは本体の条件に合うパネルが決まっていて、ケーブルも付きます。Jackeryの200Wセットにはパネルと充電ケーブルが同梱され、Dabbsson 2000L+210Wにはソーラー充電ケーブルが付きます。
BLUETTI SORA 60Wは、商品名が「ソーラー充電ケーブル付き」です。AnkerのPS100・PS200 Dualには、MC4&XT-60iケーブル0.5mが付属します。
別買いを考えている方は、W数・電圧・電流・端子を一つずつ確かめます。下は、別買いで条件が合わない例です。
| 場面 | 数字 | 結果 |
|---|---|---|
| Jackery 240・400 + SolarSaga 200 | 本体のDC入力は19V/3.5A・最大66.5W | 給電が制限される可能性があります |
| AORA 30 V2 + Dabbsson 210W | Voc24.60Vは範囲内だが動作電流10.25A・210W | 電流と出力が上限を超えます |
| Jackery 1000 NewやBLUETTIで違うタイプのパネルを混ぜる | 100Wと200Wの混在は不可(Jackery)/異なるタイプは混在させない(BLUETTI) | 混在はできません |

公式のポータブル電源ソーラーセット一覧
本体に合うパネルは、メーカーがセットとして用意しています。本体とパネルがそろうのは、Jackery・BLUETTI・Dabbsson・Ankerの4メーカーです。
下の表に、各メーカーのセットと満充電の目安を並べます。数字は2026年10月18日時点のものです。
| メーカー | セット | 本体の容量・出力 | パネル | 満充電の目安 |
|---|---|---|---|---|
| Jackery | 1000 New +100W | 1,070Wh・1,500W | 100W/100 Air/100 Light | 100Wで約15時間 |
| Jackery | 1000 New +200W | 1,070Wh・1,500W | 200W(JS-200E) | 約8時間 |
| Jackery | 2000 New +200W | 2,048Wh・2,200W | 200W | 約15時間 |
| BLUETTI | AORA 30 V2 +60W〜130W | 288Wh・600W | 60W/100W/130W | 記載なし |
| BLUETTI | AORA 100 V2 +100W〜220W | 1,024Wh・1,800W | 100W/130W/220W | 記載なし |
| Dabbsson | 2000L +210W | 2,048Wh・2,200W | 210W | 記載なし |
| Dabbsson | DBS1300 +210W | 1,330Wh・1,200W | 210W | 記載なし |
| Anker | Solix C300 +PS60 | 288Wh・最大300W | PS60 Compact(60W) | 最短5.5時間 |
| Anker | Solix C800 +PS100 Compact | 768Wh・1,200W | PS100 Compact(100W) | 最短9時間 |
| Anker | Solix C1000 Gen 2 +PS100/PS200 Dual | 1,024Wh・1,550W | PS100/PS200 Dual | PS200で最短5.6時間・PS100で最短約12時間 |
| Anker | Solix C2000 Gen 2 +PS100/PS200 Dual | 2,048Wh・2,000W | PS100/PS200 Dual | 記載なし |
発電機 ソーラーパネル付き|ソーラー発電機の呼び名
ソーラーパネル付きの発電機として探している方には、この記事のセットが該当します。Jackeryはこのセットを「Solar Generator」の名前で売っています。
燃料で動くエンジン発電機とは別で、電池に貯めた電気を使う電源です。エンジン発電機との違いは、ガソリン発電機とポータブル電源の違いの記事で比べています。
オフグリッドソーラー セット|大容量の公式セット
大容量を太陽光でまかなう方には、Jackeryと Dabbsson の大容量セットがあります。3000 New・3600 Plusの入力上限は1,000Wです。
- Jackery 3000 Newセットは3,072Wh・3,000Wで、200Wパネルを最大4枚つなげます
- 3600 Plusセットは3,584Wh・3,000Wです
- 5000 Plusセットは5,040Wh・6,000Wです
- Dabbssonは DBS2300 Plus + DBS3000B(5,330Wh・2,200W)に210W/420Wのパネルとのセットがあります
これらはコンセントにつなぐ家電を動かす電源です。屋根に付ける設備ではありません。屋根の太陽光と蓄電池の費用で別に扱っています。
ポータブル電源 おすすめ ソーラー|容量で選ぶ
ソーラーで選ぶときは、使う電気の量に合う容量帯から入ります。容量帯ごとの公式セットは次のとおりです。
- 300Wh前後でスマホや小型家電を動かすなら、BLUETTI AORA 30 V2 +60W〜130WやAnker Solix C300 +PS60が向いています
- 700〜1,300Wh台で家電を動かすなら、Jackery 1000 New +100W/200W、Anker Solix C800 +PS100 Compact、C1000 Gen 2 +PS200 Dual、BLUETTI AORA 100 V2 +220W、Dabbsson DBS1300 +210Wが候補です
- 2,000Wh台で置いて使うのは、Jackery 2000 New +200W、Dabbsson 2000L +210W、Anker Solix C2000 Gen 2 +PS200 Dualです
用途別のおすすめと、設置の向きや影の避け方は用途別のソーラーセットのおすすめ5選に書いています。
Jackery 1000 Newのソーラーセット
4メーカーのうち、まず僕が1位にしている Jackery Explorer 1000 New から見ます。セットは100Wと200Wの2種類で、最大入力は400Wです。100Wなら4枚・200Wなら2枚までつなげます。
僕は冷蔵庫とWi-Fiルーターのバックアップに、コンセントとの間へつなぎっぱなしで使っています。
単体のレビューはJackery 1000 Newのレビューで書いています。
ソーラー充電 速い 防災用|入力の大きい機種
充電の速さは、本体のソーラー入力の上限で決まります。上限を超えるパネルを足しても、速くはなりません。
Jackery 240・400は本体のDC入力が19V/3.5A・最大66.5Wなので、200Wパネルをつないでも給電が制限される可能性があります。
1000 Newは上限400Wで、満充電の目安は100Wで約15時間・200Wで約8時間・400Wで約3時間です。Dabbsson 2000Lは最大800W、BLUETTI AORA 30 V2は最大200Wと、本体ごとに上限が違います。急いで充電したい方は、入力の大きい機種を選びます。
防災用は、停電したときの自動切替の速さも見ます。

Jackery 1000 New|セットの選び方(100Wか200Wか)
100Wセットは100W・100 Air・100 Lightから選べ、200WセットはJS-200Eのパネルです。満充電の目安は、100Wで約15時間、200Wで約8時間です。Jackery 1000 New V3(1,024Wh・1,500W)にも、100W/100 Air/200Wのセットがあります。
2000 New 200Wは、200Wパネル1枚で満充電の目安が約15時間です。別売の Jackery SolarSaga 200 は、展開2,279×597mmで多機能ソーラー充電ケーブル3mでつなぎます。
Dabbsson 2000Lと210Wのセット
僕の2位の Dabbsson 2000L は据え置き型で、太陽光入力は12-60V・最大20A・最大800Wです。
210Wパネルは開路電圧24.60V・短絡電流10.77A・MC4で、1枚なら範囲に収まります。2000Lと210Wは、ケーブル付きのセットです。
僕は重くて動かしにくいので、固定した場所で明かりと大型テレビの電源に使っています。

ダブソン 2000L ソーラー入力|12〜60Vと800W
パネルは本体6.7kg・展開2,215×596mm・変換効率23%・防水防塵IP67です。
210Wパネルは、屋根やキャンピングカーなど屋外への常設には向きません(商品ページの注記)。使うときに広げて、太陽へ向ける形です。
くわしい仕様は Dabbsson 210Wソーラーパネル のページで確認できます。
Dabbsson DBS1300・DBS2300 Plusのセット
容量違いでは、DBS1300 +210Wのソーラー発電セット(1,330Wh・1,200W)と、DBS2300 Plus + DBS3000B(5,330Wh・2,200W)があります。DBS2300 Plusは、210W/420Wのパネルとのセットも選べます。
2000L本体は約18.6kgで、4,000回の充放電後も80%を保ちます。停電時は15ミリ秒未満で切り替わり、保証は5年です。
本体のレビューはDabbsson 2000Lの記事にまとめています。
BLUETTI AORA 30 V2のソーラーセット
3位のAORA 30 V2は手で持ち運ぶ小型機で、セットは+60W・+100W・+130Wの3種類です。
ソーラー入力は12V〜28V・最大10A・最大200Wです。SORA 60Wパネル(開路電圧27.5V・短絡電流2.76A)は、この範囲に収まります。
本体は288Wh・約4.3kg・250×178×167.5mmで、UPSは10ミリ秒以下、保証は5年です。データサーバーやワークステーションなど、高性能UPSが必要な機器には使いません。
僕は現場と車で、工具やスマホの充電に使っています。片手で持ち運べる小型機です。

bluetti aora 30 v2 ソーラー|12〜28Vと他社パネル
他社パネルは、開放電圧12〜28VでMC4端子のものなら使えます。別売の AORA 30 V2用ソーラー充電ケーブル(MC4→XT60・1.5m)を使います。
SORA 60Wパネル の同梱は、DC5521-XT60コネクター(1.2M)です。異なるタイプのパネルは混ぜません。
BLUETTI AORA 100 V2のソーラーセット
家電まで動かしたい方は、AORA 100 V2(1,024Wh・1,800W)に+100W/130W/220Wのセットがあります。
くわしくはAORA 100 V2の記事とAORA 30 V2の記事を読んでください。
Ankerのソーラーセットの組み合わせ
続いて、Anker のセットです。Ankerは本体とパネルをセットで売り、パネルはMC4です。
本体は容量ごとに C300 +PS60、C800 +PS100 Compact
、そしてC1000 Gen 2とC2000 Gen 2があります。
パネルは2種類です。
- PS100 Dual
は100Wで約2.8kg、展開1,030×600mm
- PS200 Dual
は200Wで約5.2kg、展開1,430×792mm
どちらも防水防塵IP68・変換効率25%・MC4です。
C1000 Gen 2もC2000 Gen 2も、PS100 DualとPS200 Dualのどちらのセットも選べます。
急いで充電したい方は、C1000 Gen 2 なら PS200 Dual のセットで最短5.6時間、PS100 Dual のセットでは最短約12時間です。パネルの保証は、会員登録で最大5年です。
Anker ソーラーパネル セット|C1000 Gen 2か C2000 Gen 2か
C1000 Gen 2は1,024Wh・定格1,550W、C2000 Gen 2は2,048Wh・定格2,000Wです。C2000 Gen 2は、停電時に約0.01秒で自動で切り替わります。家電を動かしたい方は、容量の大きいC2000 Gen 2が候補です。
商品ページは、C1000 Gen 2 +PS100 Dual や C2000 Gen 2 +PS200 Dual
があります。くわしくはAnker Solix C1000 Gen 2の記事とC2000 Gen 2の記事で見ています。
ソーラーセットのよくある質問
足せます。本体のソーラー入力のW・V・Aと端子が合えば、あとからパネルをつなげます。Jackery 1000 Newは100Wパネルなら4枚、200Wパネルなら2枚までです。
BLUETTI AORA 30 V2は、開放電圧12〜28VとMC4端子のパネルなら使えます。Dabbsson 2000Lは12-60Vの範囲です。Jackeryは、本体ごとの接続条件(最大入力Wと枚数)の範囲で選びます。
2泊以上のキャンプや、数日続く停電の備えで必要になります。判断の基準は、ソーラーパネルは必要かの記事で説明しています。
まとめ:入力に合うセットを選ぶ
- 本体のソーラー入力の上限・電圧・端子を先に見て、合うパネルを選びます
- 僕の手元の3台は、どれもメーカー公式がパネル付きのセットを売っています
- 防災用は停電時の切替の速さも見ます(Jackery 1000 Newは20ミリ秒未満)
別買いなら、W数・電圧・電流・端子の4つを、本体の範囲と突き合わせます。
ほかのセットは、Dabbsson 2000L +210W、BLUETTI AORA 30 V2 +60W、Anker Solix C1000 Gen 2 +PS200 Dual が候補です。別買いのパネルなら、EcoFlow 220W軽量両面ソーラーパネル もあります。
EcoFlowは本体とパネルを別々に選びます。本体は定格2,000Wクラスのポータブル電源が、Amazonの販売ページで買えます。
ソーラーパネルが必要か・元が取れるか・設置の向きは、次の3本にあります。



参照
- Jackery公式サイト(Solar Generator 1000 New 200W・Explorer 1000 New・1000 New V3・SolarSaga 200 の商品ページ、ソーラーパネル購入ガイド)
- Dabbsson公式サイト(2000L・210Wソーラーパネル・ソーラー充電ケーブル・DBS1300・DBS2300 Plus の商品ページ)
- BLUETTI公式サイト(AORA 30 V2 取扱説明書、SORA 60W・AORA 100 V2・AORA 30 V2用ソーラー充電ケーブルの商品ページ)
- Anker公式サイト(Solix C300・C800・C1000 Gen 2・C2000 Gen 2、PS100 Dual・PS200 Dual の商品ページ)
- EcoFlow公式サイト(220W軽量両面ソーラーパネルの商品ページ)。各数字は2026年10月18日時点の内容です


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